「get on one’s bad side」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語

日常英語関連

「get on one’s bad side」の意味は?

今回は、「get on one’s bad side」というイディオムを紹介していきます。日常的によく使われる表現ですので、ぜひここで覚えて行ってくださいね!

さっそく単語を見てみると「get on」は「~に乗っかる」、「bad」は「悪い」、「side」は「側」という意味なので、全体で「(人の)悪い側に乗っかる」と直訳できますが、これが実際にどういう意味で使われるかと言うとこちら。

(人の)機嫌を損ねる

つまり、誰かの気分を害したり不愉快にしてしまうことですね。

ちなみに、変形バージョンとして「get on the bad side of someone」と表現することも出来きるのでこちらも押さえておくとよいでしょう。

それでは、例文を見ていきましょう!

「get on one’s bad side」の使い方は?

【例1】

Mike is very difficult to work with. Everyone is always trying not to get on his bad side.
(マイクは一緒に働きづらいです。みんないつも彼の機嫌を損ねないようにしています。)

【例2】

A : What’s up? Are you in trouble?
(どうしたの?困っているようだね?)

B : Actually, yes. I’ve got something to run by my boss, but he keeps ignoring me. I think I’ve gotten on his bad side somehow…
(実は、そうなんだよ。ボスに通したいことがあるんだけど、僕のこと無視し続けるんだよ。どういうわけか彼の機嫌を損ねるようなことしちゃったようなんだ。)

A : I’ve been there. Don’t worry, it’s not your fault. Try him again in an hour.
(俺も経験あるよ。心配ないよ、君のせいじゃないから。一時間後にもう一回彼に話しかけてごらん。)

*「run by」の詳細は ⇒ ⇒こちらをクリック!

*「I’ve been there」:「同じ経験があります」を表す常套句。原義は「私もそこに行ったことがあります」から。

まとめ

いかがでしたでしょうか。結構日常的に使える便利な表現だと思います。社会人の方であれば【例2】は共感できるという方も多いのではないでしょうか。私も若い頃に、猛烈理不尽上司に大分振り回されたことを思い出します。機嫌を損ねてしまうと無視が始まり、こちらの仕事が全く進まなくなってしまうので、コントロールには非常に気を使ったことを覚えています。今思えばとてもよい勉強になりましたが(笑)

参考までに、「get on one’s bad side」の「bad」を「good」に変え、「get on one’s good side」または「get on the good side of someone」とすれば、「~の機嫌を取る」「~に気に入られる」という意味になります。一応例文を挙げておくと、

She only thinks about getting on our boss’s good side at work.
(彼女は職場で上司の機嫌を取ることしか考えていない。)

みたいな感じで使うことが出来ますね。

また、「機嫌を取る」の類語を別記事で紹介しております。興味がある方は ⇒ ⇒こちらもチェック!

それではこの辺で失礼します!

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