「look forward to」の意味は?
今回は「look forward to」というイディオムを紹介していきます。学校英語でも必ず登場する超定番表現なのですが、意外と使い方を間違えている方が多いと感じます。ここでは、このイディオムの意味に加えて、正しい使い方を学べます。それでは早速見ていきましょう!
まずは単語の確認ですが、「look」は「目をやる」「見る」、「forward」は「前方に」、「to」は方向を表す前置詞で「~に」を意味します。イディオム全体を直訳すると「~に向けて前方を見る」となり、これがどういう意味で使われるかと言うとこちら、
「~を楽しみにする」
で、日常会話だけでなくビジネスシーンでもあらゆる場面で使われます。
さて、使い方に関しても簡単に説明していきます。ポイントは、上で述べた通り「to」が前置詞であり、「look forward to」の後ろには名詞や動名詞が続くということです。決して「look forward to do」のような不定詞は取らないのでご注意を!
(〇)look forward to meeting you ⇒ 動名詞
(〇)look forward to the party ⇒ 名詞
(×)look forward to go to Hawaii ⇒ 不定詞
それでは実際の使い方を見ていきましょう!
「look forward to」の使い方は?
【例1】
A : I’m going to throw a party tomorrow. You want to come?
(明日パーティーするんだけど、来るかい?)
B : Why not! Count me in! I’m looking forward to it.
(もちろん!僕も数に入れておいて!楽しみにしてるよ。)
*「count someone in」:「(人を)数に入れる」の意。ちなみに逆の表現は「count someone out」(数から外す)。
【例2】
A : The event was a huge success thanks to your support.
(イベントはあなたのサポートのおかげで大成功でした。)
B : Not just me. Everyone did a great job.
(私だけではないですよ。みなさん素晴らしい働きをしました。)
A : True. Well, I look forward to working with you folks again.
(そうですね。あなた方とまた仕事することを楽しみにしています。)
*「thanks to」:「~のおかげで」の意。
まとめ
いかがでしたでしょうか。使い方も含め、絶対に知っておきたい表現でした。
最後に、上の例文にあるように「look forward to」のように現在形で使われる場合と「be looking forward to」という進行形で使われる場合の違いについてですが、前者はビジネスシーンのようなフォーマルな場面で主に使われ、後者はどちらかといえばカジュアルな響きがあり、友達同士の日常会話などで用いられることが多いということも覚えておくと良いでしょう。
それではこの辺で失礼します!
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