「housekeeping」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語

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「housekeeping」の意味は?

今回は「housekeeping」という表現を紹介します。一般的には「家事」(掃除や片付けなど家庭で行われる作業)という意味を持つ単語ですが、家庭の外、主にビジネスシーンで登場する際には別の意味で使われることがあります。ここではこちらの「housekeeping」を取り上げていきます。

さて、いきなりですが、後者の「housekeeping」には、

事務作業

という意味があります。

え!?なぜ?という声が聞こえてきそうですが、念のため、英語の定義を見てみましょう。通常の「家事」の定義も並べておきます。

housekeeping:

①家事:the management of a home and the work that needs to be done in it, such as cleaning
(家の管理、またそれの中でする必要のある掃除のような作業)

②事務作業:used to refer to tasks that need to be done as a regular part of your work but are not the main purpose of your work
(あなたの仕事の本来の目的ではないが、それに通常伴って行われる作業)

Cambridge Dictionary

分かりやすく言うと、’本来の仕事がスムーズに運ぶように行う、周辺の雑多な作業’ といったところでしょうか。

使い方としては、「事務連絡」という意味で「housekeeping announcement」や「housekeeping issue」という形で登場することが多いように感じます。

説明だけでは意味が掴めないと思いますので、さっそく使い方を見ていきましょう!

「housekeeping」の使い方は?

【例1】<社外会議での冒頭に>

Let me make a quick housekeeping announcement first. For those who need wi-fi, the password is ‘km1234eng’. We’ll take a 10-minute break every hour, during which you can go to the restroom located on the 3rd floor. Most importantly, make sure to take home any garbage you make. Now, let’s get started!
(まずは軽く事務連絡です。wi-fiが必要な方、パスワードは’km1234eng’です。1時間毎に10分のトイレ休憩を取りますのが、トイレは3階にあります。一番重要なのが、ご自身のゴミは持ち帰りでお願いします。さて、始めていきましょう!)

*「make sure to」の詳細は ⇒ ⇒こちらをクリック!

【例2】<試験会場にて>

We have a couple of housekeeping issues before the examination starts. First, please silence your phone. If your phone rings during the exam, you’ll be disqualified. Second, put everything away in your bag except your pencil and eraser. Last but not least, if you have any questions, raise your hand silently and we’ll assist you promptly. Alright, you may start now.
(試験が始まる前にいくつか事務連絡です。初めに、携帯を音が鳴らないようにしてください。試験中に鳴った場合には、失格となります。次に、鉛筆と消しゴム以外は全てバッグにしまってください。最後になりますが、もし質問があれば静かに手を挙げてください。我々ですぐに応対します。よし、それでは始めてください。)

*「silence」:ここでは他動詞で「~を黙らせる」「~の音が出ないようにする」の意。

*「Last but not least」:定番フレーズで「最後にこちらも重要なことですが」の意。直訳は「最後だが軽んずるものではない」。

まとめ

いかがでしたでしょうか。この表現をきちんと知らないと、突然「housekeeping」と言われた時に何で家事の話をしとんねん!?となってしまいますので、特に仕事で英語を使う方はしっかり覚えておくとよいでしょう。

それではこの辺で失礼します!

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