「make a beeline for」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語

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「make a beeline for」の意味は?

今回は、「make a beeline for」というイディオムを紹介していきます。日本のテキストブックではお目に掛かることはありませんが、実際のネイティブとの会話では意外と耳にする表現です。それでは早速見ていきましょう!

ここでのポイントはやはり「beeline」です。「bee」(蜂)の「line」(線)、つまり蜂は巣に戻っていく時に最短ルートを飛んでいくと言われているところから、「最短ルート」という意味で使われます。
「make」は「~を作る」、「for」は「~に向かって」を表すので、全体の直訳は「~に向かって最短ルートを作る」、つまり分かりやすい日本語にすると、

~に向けて一直線に進む

~に直行する

というニュアンスになります。

それでは、意味が分かったところで使い方を見ていきましょう!

「make a beeline for」の使い方は?

【例1】

A : Hey, did you see Ken at the party last night?
(あのさ、昨晩のパーティーでケンを見たかい?)

B : Yeah, he was completely wasted. At one point, he made a beeline for the bathroom.
(うん、あいつ完全に酔っぱらってたよね。途中、トイレに直行してたし。)

A : Oh no, did he puke?
(あらら、ゲロ吐いたの?)

B : Unfortunately, yes…
(残念ながら、そうみたい…)

A : That’s gross…
(キモ…)

*「wasted」:スラングで「ベロベロに酔っぱらった」「泥酔している」の意。

【例2】

A : Jon makes a beeline for home after work every day.
(ジョンは毎日退社後は家に直帰なんだよ。)

B : He must be a family man. That’s what my wife always tells me to do. I think I should take a page out of his book.
(彼は家族思いなんだね。さっさと家に帰って来いっていつも嫁に言われるよ。彼のこと見習わないとな。)

A : Not really. He just wants to play video games all night.
(そうでもないよ。彼は一晩中ゲームがしたいだけなんだ。)

*「family man」:「家庭的な男性」「マイホーム型の男性」「仕事より家族の夫」の意。

*「take a page out of one’s book」の詳細は ⇒ ⇒こちらをクリック!

まとめ

いかがでしたでしょうか?蜂がハチミツを集め終わって、女王バチの元へ一直線!こんな絵をイメージしてもらえたら絶対に忘れないと思います。

ちなみに「beeline」を使った表現、「in a beeline」(一直線に)というフレーズも併せて押さえておくと便利です。例を挙げると、

He went back home in a beeline after work.
(彼は仕事の後一直線に帰宅した。)

のように使うことが出来ます。

今回の表現を会話に差し込めると、何となく英語にこなれた感が出ます。機会があったら是非使ってみてくださいね!

本日も最後までご覧いただきありがとうございました!



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