「die down」の意味は?
今回は、「die down」というイディオムを紹介していきます。みなさんご存じの「die」(亡くなる)という単語が含まれていますが、特に悪い意味の表現ではありません。日頃よく耳にするイディオムですので、是非ここでマスターしていってくださいね!それでは早速見ていきましょう。
まずは単語の確認ですが、「die」は前述の通り「亡くなる」、「down」は「下に」を意味するので、このイディオムの直訳は「下に〇ぬ」ですね(?)。初見の方は、この段階で本来の意味を掴むことは難しいと思うのですが、実際はこんなニュアンスで使われます。
「(風や嵐などが)弱まる/静まる」
「(物事が)落ち着く」「下火になる」
下方向に向かって消えていく、そんなイメージを感じ取ってもらえれば良いと思います。
では、ここで使い方も見ていきましょう!
「die down」の使い方は?
【例1】
A : Manager! Can I have a word with you?
(店長!ちょっとお話いいですか?)
B : I’m tied up right now! Can you wait till the lunch rush dies down?
(今手が塞がっているんだ!昼のピークが収まるまで待ってくれるか?)
*「be tied up」:「手が塞がっている」「手が離せない」の意。
*「lunch rush」:「(レストランなどの)お昼のピーク」の意。夜のピークは「dinner rush」という。
【例2】
A : What’s for dinner tonight, honey?
(今日の夕食は何だい?)
B : I don’t know, I’m not in the mood to cook…
(そうねぇ、料理する気分じゃないわね…)
A : But, we can’t go out to eat with this storm.
(だけど、この嵐じゃ食べには行けないよ。)
B : Don’t worry, the weather forecast says it’ll die down in an hour.
(心配しないで、天気予報では一時間後に嵐は静まるって。)
A : Alright, how about pizza, then?
(そうか、じゃあピザはどうかな?)
まとめ
いかがでしたでしょうか?「die」という単語が含まれていますが、特にネガティブな意味を含んでいるイディオムではなく、上で見たダイアローグのように会話の中でカジュアルに使われる表現でした。英語学習において上級を目指す方は、ぜひ自身のボキャブラリーに加えておいてくださいね!
本日も最後までご覧いただきありがとうございました!
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