「understatement」の意味は?
今回は「understatement」という単語を紹介していきます。この単語、お決まりの言い回しの中でよく用いられるので、その表現も併せて紹介していきます。それでは早速見ていきましょう!
まずは「understatement」を見てみましょう。これは「under」(下に)と「statement」(発言すること/述べること)が合わさった単語で、単語の意味としてはこちら、
「控えめな言葉」
「控えめな表現」
です。
ちなみに、この単語を使った言い回しの代表例が、「To say ~ is an understatement」(~と言うのは控えめな表現である)で、「say」の内容では描写が不十分なこと、正しく表現が出来ていないということを表したい時に使われます。
分かりずらいと思いますので、実際の使い方を見ていきましょう。
「understatement」の使い方は?
【例1】
A : What!? Chris got a perfect score on the physics exam!?
(なに!?クリスが物理のテストで満点だって!?)
B : Yeah, and surprisingly, the average score was only 42 out of 100.
(そうなんだ、そんで驚くことに、平均点が100点中42点だからね。)
A : No way! He’s so smart!
(あり得ない!あいつ頭いいね!)
B : That’s an understatement! He’s not just smart, but he’s a genius.
(頭が良いは控えめな言い方だよ/頭が良いどころじゃないよ!ただ頭が良いではなく、天才なんだよ。)
【例2】
A : I’m moving to a new place and need someone to help me with the heavy lifting. Do you know anyone strong enough to move a fridge, a washing machine and other heavy stuff?
(俺引っ越すんだけど、力仕事手伝ってくれる人探してて。冷蔵庫とか洗濯機とか他の重たいものを動かせる力持ち知ってるかい?)
B : If that’s the case, my brother definitely fits the bill. He can crush an apple with one hand, do one-arm pull-ups, and even flip a car.
(そういうことなら、俺の兄貴がぴったりだよ。片手でリンゴを潰せるし、片腕で懸垂しちゃうし、車でさえひっくり返せる。)
A : Wow! He sounds really strong.
(まじか!めちゃ強そうだね。)
B : No. To say he’s strong is an understatement. He’s a monster!
(いや。あいつが強いって言うのは控えめな言い方だ/強いなんてもんじゃないぜ。あいつはモンスターだよ。)
*「fit the bill」:「その条件を満たす」「その目的/期待にぴったり合う」の意。
まとめ
いかがでしたでしょうか?例文から「understatement」の使い方を感じて頂けましたでしょうか。単語自体はもちろん、【例2】で見たような「To say ~ is an understatement」という言い回しもよく耳にするので、こちらも頭の片隅に入れておくと良いでしょう。
それではまた!
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