「come to (one’s) mind」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語

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「come to (one’s) mind」の意味は?

今回は、「come to (one’s) mind」というイディオムを紹介します。

まずは単語を確認してみましょう。「come」は「来る」、「mind」は「(意識や思考を担う)心」「頭」という意味ですので、全体で「~が心に(頭に)やって来る」となります。自然な日本語にするとこんな感じです。

(ふと)頭に浮かぶ

思いつく

とても簡単で覚えやすいイディオムですが、使い方で一点だけ注意点があります。
このイディオムは自動詞ですので、’頭にふと思い浮かんだり思いつくものが主語になる’ ということを押さえておきましょう。

それでは、下で例文を見ていきましょう。

「come to (one’s) mind」の使い方は?

【例1】

A : Who do you think would be perfect for this position?
(誰がこのポジションに最適だと思う?)

B : The first person that comes to mind is Emily, because she has a lot of experience in this field.
(最初に思いついた人はエミリーね、この分野でたくさんの経験があるから。)

【例2】

A:Let me give you some random words now. I want you to give me what comes to your mind.
(今からランダムに言葉を言います。頭に浮かんだものを言ってください。)

B : Okay.
(分かりました。)

A : Greatest actor in the world.
(世界最高のアクター。)

B : Tom Cruise.
(トム・クルーズ。)

A : Let’s go second round. How about coffee?
(第二ラウンド。コーヒーは?)

B : Starbucks.
(スターバックス。)

まとめ

ちなみに今回の表現は、例文からも分かるように「come to mind」と、そして所有格を伴った「come to one’s mind」の形で使用することが可能です。
しかし、「come to one’s mind」はネイティブとっては賛否両論あるようで、文法的には正しいが何となく冗長で不自然に感じるという意見も多く、特に「come to my mind」のように自分について言う時(「my」を伴う時)に最も違和感を感じるようです。

とは言ったものの、このような感覚の問題は我々非ネイティブスピーカーにとっては特に大きな問題ではありません。一番大切なのは、明らかなことであれば省略、相手に誤解が無いように表現したい場面では省略しないというように考えたらシンプルだと思います。

例えば、【例1】では、意見を求められているシーンですので、私に思い浮かんだことを話すのは当然なので「my」は省略するのが自然ですし、【例2】では、私ではなく ’あなたに’ 思いついたことを言ってほしいので、きちんと「your」を略さずに表現しています(この場合「your」が無くても誤解はないでしょう)。

難しかったですかね?混乱させてしまったらスミマセン。

それではこの辺で!

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