「go down the rabbit hole」の意味は?
今回は、うさぎ🐇を使った表現「go down the rabbit hole」を紹介したいと思います。(うさぎ年にちなんでなんとなく)
直訳すれば、「うさぎの巣穴に落ちる」「うさぎの穴に入っていく」みたいになりますよね。
当然、文字通りに使うこともできるのですが、日常においてはこのような意味で使われることはほとんどないでしょう。(誰かがうさぎの穴に入らない限り)
通常は、一種の比喩表現として使われ、下記のような意味で使われます。
「戻れない道に進む(ハマる)」「複雑な状況に陥る」
さて、この「rabbit hole」ですが、由来は「不思議の国のアリス」の物語のようで、アリスがうさぎの穴に入って行くと、そこに不思議の国があり色々な出来事に巻き込まれる、というところから来ているようです。
下で使い方を見ていきましょう!
「go down the rabbit hole」の使い方は?
【例1】
A : Looks like Mike is having a hard time doing the task directly given by the general manager.
(マイクは部長から直接もらったタスクをこなすのに苦労してる感じだね。)
B : Why don’t we lend him a helping hand?
(ヤツに手を貸してやろうよ。)
A : Nah, I don’t want to go down the rabbit hole.
(いや、厄介な状況にハマりたくないし。)
B : You don’t even lift a finger for your collegue, do you?
(お前は何もしてやらないんだな?)
*「lend a helping hand」:「手を貸す」「一肌脱ぐ」「力添えする」の意。「lend」の代わりに「give」や「offer」も使われる。
*「not lift a finger」の詳細は下記リンクから確認できます!
参考 「not a lift a finger」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語
【例2】
A : You still playing the video game!? Are you even aware of how many hours you’re playing!?
(まだゲームやってるの!?何時間やってるか分かってるわけ!?)
B : I can’t stop! It’s so addictive. I feel like I’m going down the rabbit hole…
(やめられないんだよ!中毒になる。ハマって抜け出せなくなってきた感じがするよ…)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
特に好ましくない状況にハマってしまうという時に使えるフレーズでした。
カジュアルな表現であるとはいえ、ビジネスシーンでも同僚との会話レベルであれば普通に使われます。
動物に関連したイディオムは結構あるのですが、「go down the rabbit hole」はその中でも意外と耳にしますので、覚えておいて損はないと思います。
それではこの辺で失礼します!
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