「ring a bell」の意味は?
今回は「ring a bell」というフレーズを紹介していきます。「ring」は「鳴らす」、「bell」は「鐘」ですので、直訳は「鐘を鳴らす」となりますが、どういう意味になるのでしょうか?
イメージとしては、何かを見たり聞いたりして、「チャリン!」と頭の中に閃いたり思い出したりした時に使う表現です。日本語では、
「ピンと来る」
「見覚え・聞き覚えがある」
「心当たりがある」
と言ったところでしょうか。
ちなみに、使い方の注意点としては、思い出す人が主語になるのではなく、思い出させるものが主語になるというところですが、実際に下の例文を見て覚えていきましょう。
「ring a bell」の使い方は?
【例1】
Does the name ring a bell?
(その名前は鐘を鳴らしますか?⇒ その名前、聞き覚えありますか?)
【例2】
A : Any face that you recognize in this list?
(このリストの中で見覚えのある顔はありますか?)
B : Umm, this face and.. this face kind of ring a bell.
(えーと、この顔と.. この顔がなんとなく鐘を鳴らします。⇒ 見覚えあります。)
【例3】
A : Do you remember Kyle?
(カイル覚えてる?)
B : Kyle? Who?
(カイル?誰?)
A : I mean Kyle from Toronto, Canada.
(カナダのトロントのカイルだよ。)
B : Sorry, that name doesn’t ring a bell. I don’t think I’ve met him before.
(ごめん、その名前は鐘を鳴らさないな。⇒ その名前はピンと来ないや。彼に会ったことが無いと思うよ。)
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は例文を3つ挙げましたが、それぞれ主語がモノであることがお分かりいただけたでしょうか?
日常会話では意外とネイティブが使うのを耳にしますので、是非みなさんのボキャブラリーへの追加をお願いします。
それではこの辺で失礼します!
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