「how much longer」の意味は?
今回は「how much」と「how long」が混ざったような表現、「how much longer」を紹介していきます。
まずは基本形である「how long…?」からおさらい。おそらくこのブログを読んでくださっている方は、「how long…?」は ’どれくらい時間が掛かるかを尋ねる時に使う’ ということは既にご存じだと思いますが、例えばこんな感じ。
How long will it take to finish this job?
(この仕事を終えるのにどれくらい時間が掛かるでしょうか?)
How long does it take to drive to the shopping mall?
(そのショッピングモールに車で行くのにどれくらい時間が掛かりますか?)
ここでのポイントとしては、何かをする際に ’初めから終わりまでどれくらいの時間を要するか’ つまり全体で掛かる時間を尋ねることが出来るということですね。
一方、今回紹介する「how much longer…?」は「how long…?」とは違い、既に始まっている/進行している事象について残りどれくらい時間を要するかを尋ねることが出来ます。日本語では、
「あとどれくらい…?」
「残りどれくらい…?」
と訳せます。
どこか目的地に向かってドライブしていて「あとどれくらい時間かかるの~?」とか、上司に提出すべきレポートについて「あとどれくらいでそのレポート仕上がるんだ!?」なんて時に使えます。
下で実際の使い方を見ていきましょう!
「how much longer」の使い方は?
【例1】
How much longer do you think it’s going to take to get there?
(そこに到着するのにあとどれくらい掛かると思いますか?)
【例2】
Excuse me! We’ve been waiting here for more than 30 minutes, but how much longer would the wait be?
(すみません!ここで30分以上待ってるんですが、待ち時間はあとどれくらいですかねぇ?)
【例3】
Our country’s economy is currently hitting a wall. I wonder how much longer this company can hold up.
(我が国の経済は現在困難にぶつかっている。この会社はここからどれくらい持ちこたえられるだろうか。)
*「hit a wall」:「壁にぶち当たる」「困難にぶつかる」の意。
*「hold up」:ここでは「耐える」「持ちこたえる」の意。
まとめ
いかがでしたでしょうか?繰り返しになりますが、大切なのは「how much longer」は既に始まっている事柄に対して、ここから「あとどれくらい」と残り時間を尋ねる時に使うということがポイントでしたね。
当然、基本形の「how long」は必須フレーズですが、「how much longer」も日常的に結構使います。細かいニュアンスを表現できるようになりたいという方は絶対に押さえておきましょう。
それではまた!
コメント