「no laughing matter」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語

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「no laughing matter」の意味は?

今回は「no laughing matter」という言い回しを紹介していきます。会話でとても役立ってくれる表現ですので、ぜひここで覚えていって頂きたいと思います。それでは早速見ていきましょう!

まずは単語を見てみると、「no」は「~ではない」という否定を、「laughing」は「laugh」の動名詞形で「笑っている」、「matter」は「事」「事柄」を意味するので、全体では「笑っている事柄ではない」。自然な日本語にするとこんなニュアンスです。

笑い事じゃない

しゃれにならない

つまり、笑ってられない程深刻な問題・状況であることを表します。

例えば、大切な試験があるのに電車の遅延で遅刻しそうなら、それは「no laughing matter」と言えますし、会社の極秘資料を間違って社外にメールしてしまったら、これも「no laughing matter」でしょう。

それでは、下で使い方を見ていきましょう!

「no laughing matter」の使い方は?

【例1】

A: Wow, you worked under the boss from hell for two years? That’s impressive!
(ワォ、あの鬼上司の下で2年働いたの?そりゃすごい!)

B: Yeah, it was super tough. But looking back, I’m grateful for the experience. He made me stronger by throwing me in at the deep end. At the time, though, it was no laughing matter.
(うん、めっちゃきつかったよ。でも思い返せば、あの経験には感謝してるよ。色々無理難題を振られて強くなったし。だけど当時はね、笑い事じゃなかったな。)

*「boss from hell」:「鬼上司」「理不尽上司」の意。

*「looking back」:「振り返ってみると」「今考えて見れば」の意。

*「throw someone in at the deep end」の詳細は ⇒ ⇒こちらをクリック!

【例2】

I can say this now, but the collapse of Lehman Brothers in 2008 was really no laughing matter. I lost half of my financial assets in the global financial crisis.
(今なら言えるけど、2008年のリーマンブラザーズの破綻はしゃれにならなかったな。あの世界金融危機で俺の金融資産の半分を失ったんだ。)

*「collapse」:「(経営)破綻」の意。

*「the global financial crisis」:「世界金融危機」の意。通常、2008年にアメリカ投資銀行のリーマンブラザーズの経営破綻によって引き起こされた世界的な金融危機を指す。

まとめ

いかがでしたでしょうか?こういう表現を使えるようになると、会話がとてもスムーズになります。
ちなみに、「no laughing matter」の形で登場することがほとんどですが、「not a laughing matter」とも言えるということも頭の片隅に入れておきましょう。

日常会話で非常によく耳にする表現ですので、ぜひみなさんのボキャブラリーに追加してしてくださいね!

最後までご覧いただきありがとうございました!

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