「When it rains, it pours」の意味は?
今回は、そのまま使える便利表現から「When it rains, it pours」を紹介します。諺の一つですが、数ある表現の中でも使用頻度は高い方だと思います。それでは早速見ていきましょう!
単語を見てみると「rain」は「雨が降る」、「pour」は「豪雨が降る」という意味で、「When it rains, it pours」全体の直訳としては「雨が降る時は土砂降りである」ですね。これが何の諺かと言うと、
「踏んだり蹴ったり」
「泣きっ面に蜂」
つまり、何か悪いことが起こると、それに重ねて悪いことが起こるということですね。日本語よりも英語の方が文字通りでイメージし易く、とても覚えやすいと思います。
それでは、下で使い方を見ていきましょう!
「When it rains, it pours」の使い方は?
【例1】
A : What happened to your forehead!? Are you okay!? It’s bleeding!
(おでこどうしたの!?大丈夫!?流血してるよ!)
B : I’ve been having a run of bad luck since this morning… My car got dented by someone, I dropped my wallet somewhere, tripped over a step and hit my head.. and the rest is history.
(今朝からずっと不運続きなんだよ… 車は誰かに傷付けられるし、どこかで財布落とすし、段差につまずいて頭ぶつけてさ.. あとは見ての通りさ。)
A : I’m sorry to hear that… This is a prime example of ‘When it rains, it pours.’
(お気の毒に… まさに ’踏んだり蹴ったり’ の最たる例だね。)
*「a run of bad luck」:「不運の連続」の意。
*「trip over」:「~につまずく」「~につまずいて転ぶ」の意。
*「the rest is history」:「あとは見ての通りです」「ここから先は既にご存じの通り」の意。
【例2】
A : Do you believe in the adage ‘When it rains, it pours‘?
(君は ’泣きっ面に蜂’ っていう格言を信じるかい?)
B : Not really. Why do you ask?
(そうでもないかな。なんでそんなこと聞くんだい?)
A : I hit my pinky toe on the table’s leg this morning, and I get the sense that other bad things could happen to me.
(今朝テーブルに足の小指をぶつけてね、他にも悪いことが起こりそうな感じがするんだ。)
B : Don’t worry too much. It’s going to be fine!
(心配し過ぎるなって。大丈夫だよ!)
*「adage」:「格言」「ことわざ」の意。
*「pinky toe」:「足の小指」の意。
*「get the sense that」:「~だと感じる」の意。
まとめ
いかがでしたでしょうか?「降れば土砂降り」、これは会話などで使えそうですね。ぜひ覚えておきましょう!
ちなみに、「It never rains but it pours」という変形バージョンもありますので、余力がある方はこちらも併せて押さえておくと良いでしょう。
それではまた!
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