「That’s a wrap」そのまま使える便利表現!リアル英語

そのまま使える便利表現!シリーズ

「That’s a wrap」の意味は?

今回は、そのまま使える便利表現から「That’s a wrap」を紹介していきます。会話でも、テレビでもよく耳にする表現で、初見だと中々意味がイメージできないフレーズです。それでは早速見ていきましょう!

ここでのポイントはもちろん「wrap」です。「wrap」と言えば、他動詞で「~を包む」や、名詞では「覆い」や「包装紙」という意味で覚えていらっしゃる方が多いと思いますが、それではこのフレーズの直訳が「それは覆うものだ」となってしまい、なんとも意味不明ですね。しかし、実は「wrap」には「終了」「完了」という別の意味があり、フレーズ全体では、

これでおしまい

これで終了

という意味で使われます。

授業や部活、仕事やプロジェクトなど、様々なシーンで用いられる便利な表現です。

下で実際の使い方を見ていきましょう!

「That’s a wrap」の使い方は?

【例1】<英会話レッスンの終わりに>

A : I hope you all enjoyed today’s lesson. That’s a wrap for today!
(今日のレッスン楽しかったかな?今日はこれでおしまい!)

B : Excuse me, what was that? Did you say ‘wrap’?
(すみません、今何と?’wrap’っておっしゃいました?)

A : Oh, sorry. I said ‘That’s a wrap‘. It means ‘We’re done’ or ‘It’s finished’.
(ごめんなさいね。’That’s a wrap’って言ったんだ。’We’re done’ とか ‘It’s finished’ という意味だよ。)

【例2】<サッカーの練習後にコーチからの一言>

It was a great practice, guys! That’s a wrap for today! Remember to stay hydrated and rest up.
(みんな、いい練習だった!今日はこれで終わりだ!きちんと水分を取ってしっかり体を休めるように。)

*「remember to do」:「忘れずに~する」の意。

*「rest up」:「十分な休養を取る」「体力をしっかり回復する」の意。

まとめ

いかがでしたでしょうか。「wrap」に「終了」や「完了」という意味があるということが肝でしたね。これを知っていれば記憶するのはとても簡単だと思います。

ちなみに余談ではありますが、英語で会話をしていると必ず分からないフレーズって出てきますよね?そんな時は【例1】にさりげなく登場した「What was that?」っていうフレーズが便利で、とてもニュートラルに相手の言ったことを聞き直すことが出来ます。みなさんも分からない表現を耳にしたら、【例1】のBさんのように勇気をもって相手に聞き返してみるとよいでしょう。きっと良い勉強になりますよ!

本日も最後までご覧いただきありがとうございました!

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