「Don’t judge a book by its cover」の意味は?
今回は、そのまま使える便利表現から「Don’t judge a book by its cover」を紹介していきます。長い表現で恐縮ですが、諺として日頃からよく見聞きする表現の一つです。それでは早速見ていきましょう!
まずは単語を確認、「Don’t judge」は「判断するな」、「book」は「本」、「by」は「~によって」「~で」、「its cover」はここでは「本のカバー」を指しますので、全体の直訳は「本をそのカバーで判断するな」ですね。本の表紙部分がつまらないからと言って、その本の内容までつまらないと思うなということなのですが、実際にはこういう意味で使われます。
「人(物事)は見かけで判断するな」
「人(物事)は見かけによらない」
そうです、このフレーズは比喩表現で、人を本に例えているのが面白いところですね。一見大人しそうなのにやたらと喧嘩っ早い人や、普段は何を考えているのか分からない感じなのに会議の場では経営陣に嚙みついたり。みなさんもきっと、人は見かけによらないなぁと思う人に出会ったことがあると思います。
それでは、意味が分かったところで使い方を見ていきましょう!
「Don’t judge a book by its cover」の使い方は?
【例1】
A : Who’s that guy in the shabby suit?
(あのみすぼらしいスーツの人は誰だい?)
B : Shush! He’s our new department director. Don’t judge a book by its cover!
(シッ!彼はうちの部署の新しい部長さんだよ。人を見かけで判断しちゃダメだって!)
A : What!? You’ve got to be kidding me!
(なに!?冗談だろ!)
*「shabby」:「みすぼらしい」の意。
【例2】
A : What a cocky guy! I’m gonna beat him up!
(あいつ調子に乗ってんな!やっちまうか!)
B : You can’t judge a book by its cover. He’s the national Karate champion.
(見かけで人を判断するなよ。あいつは空手の全国チャンピオンだぜ。)
*「beat someone up」:スラングで「(人)をボコボコにする」「(人)をやっつける」の意。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回の例文は人だけになってしまいましたが、’物事’ にも使えるのかこのフレーズの便利なところです。また、【例2】では「You can’t judge a book by its cover」というように使われていましたね。必ずしも「Don’t ~」で始まらなくてはならないわけではないということも押さえておきましょう。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました!
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