「recap」の意味は?
ここでは、主にビジネスシーンで良く使われる「recap」を紹介いたします。
まず、この「recap」、元々は「recapitulate」という単語の省略版なのですが、正直「recapitulate」という単語を聞いたことは記憶をたどっても皆無に近いと思います。
意味は「要約する」「大切な部分をまとめる」「要点を繰り返す」で、ミーティングで話していた内容を最後に「recap」したり、電話で大切な話をしていて、電話を切った後に「recap」としてメールを送ったり、様々な”まとめをしておきたい場面”でかなり重宝する単語です。
さらに、動詞(他動詞&自動詞)だけでなく、名詞としても使われていますので、幅広い表現が可能ですね。
「recap」の意味は?
例1(電話を切った後相手に確認メールする)
To recap our phone conversation we had a little while ago, your action item is as follows.
(さっき電話で話した内容をまとめると、あなたの宿題は次のとおり。)
*「action item」の詳細は下記リンクから確認できます!
参考 「action item」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語
例2
Let me send this e-mail to you as a recap.
(要点のまとめとしてこのEメールを送っておきますね。)
まとめ
ちなみに、まとめるというと「summarize」や「summary」を思い浮かべる方もいらっしゃるかと思うのですが、実はニュアンスに若干の違いがあります。
Cambridge Dictionaryによると、
「recapitulate」は「to repeat the main points of an explanation or description」という意味であり、ポイントは「repeat」(繰り返す)という部分で「要点を繰り返す」というニュアンスがあるのです。
「summarize」は「to express the most important facts or ideas about something in a short and clear form」となっており、繰り返すニュアンスが含まれておらず、単純に要約をするという意味です。
難しいことは忘れて、簡単にざっくり言うと、
「recap」:主にビジネスシーンにおいて、ミーティングや仕事上の会話内である程度要点がまとまったものを最終確認として再度「まとめる」
「summarize」:本などの長い文章や学術的マテリアル、講演や映画などのストーリーを短く分かりやすく「まとめる」
こんな感じで覚えて頂ければ問題ないと思います。
ぜひ今回の表現を覚えて、仕事で活用してみてください!
Good luck!
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