「not much of a」の意味は?
今回は、日常会話で良く使われる表現「not much of a」を紹介していきます。
「not much of a~」は、~の部分に名詞が入り、日本語では
「大した(大して)~ではない」
と訳され、通常否定形で使われる表現です。
ポイントは「much」で、「(量が)多い」と言う意味ではなく、ここでは名詞の「大したもの」「重要なもの」と言う意味で用いられ、この表現全体の直訳は「~の大したものではない」となります。
実際の使い方を見ていきましょう!
「not much of a」の使い方は?
【例1】
A : You look like a professional cook in your apron. I can’t wait to eat your home-made pizza.
(エプロンを付けるとプロのコックみたいだね。君の手作りピザ早く食べたいなぁ。)
B : Don’t get your hopes up. Just letting you know, I’m not much of a cook.
(期待しすぎないでね。言っておくけど、大した料理人じゃないから(大して料理上手くないから)。)
*「can’t wait to do」:「~するのが待ちきれない」「早く~したい」の意。
*「Don’t get your hopes up」:「あまり期待するな」「期待しすぎないでくれ」の意。
【例2】
It’s not much of an honor to get this award because you can get it if you pay money to this association.
(この賞をもらうことは大して光栄なことではない、というのもこの協会にお金を払えば獲得できるから。)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
何かを完全に肯定はしないけど、否定するほどでもない時に便利な表現ですね。
日本語でも結構曖昧な表現が使われていると思いますが、とても似ていると思います。
「彼はテニス上手いの?」と聞かれて、はっきりヘタとは言いたくない、こんな時は是非「He’s a bad tennis player」や「He’s not a good tennis player」と言わずに「He’s not much of a tennis player」(彼は大したテニスプレーヤーじゃないよ。)と言ってみましょう。こちらの方が柔らかい感じがしますよね。
それではまた!
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