「Why don’t you…?」の意味は?
今回は、会話では必須表現の一つと言えるフレーズ「Why don’t you…?」を紹介します。
この表現、相手に対して何かをするよう促したりお勧めする時に、「Why don’t you do~?」のように、”動詞の原形”を伴って使われます。
これを直訳すると「なぜあなたは…しないのですか?」という意味なのですが、それが転じて、
「…したらどうだい?」「…したらいかがでしょう?」
というニュアンスを出すことができるのです。
例文を3つ用意したので、さっそく見ていきましょう!
「Why don’t you…?」の使い方は?
【例1】
A : Excuse me, is anyone sitting back there?
(すみません、そこの奥(の席)に誰か座ってますか?)
B : No. It’s open. Why don’t you have a seat here? Let me get my stuff out of your way.
(いいえ。空いてますよ。ここ座ったらいかがです?(あなたの邪魔にならないよう)私の物をどけますね。)
【例2】
A : I can’t do this for the life of me…
(これどうやってもできないんだよなぁ。)
B : Doing the same thing over and over again will get you nowhere. Why don’t you switch it up a bit for a change?
(同じことを何回も何回もやっても何にもならないよ。たまにはいつもと違う方法をやってみたらどうだい?)
*「switch it up」:「やり方を変えてみる」「いつもと違う方法をとる」の意。「change it up」と同じ意味。カジュアルな表現。
【例3】
A : How do you think we can sell more of this product, which we believe appeals to health-conscious consumers?
(どのようにしたらもっとこの商品を、健康志向の消費者にウケると信じてはいるのですが、売ることが出来ると思いますか?)
B : You need to narrow down your target market and change the appeal. Why don’t you tie it to weight loss?
(もっとターゲット市場を絞り込み、アピールを変えるべきでしょう。それをダイエットと結びつけたらどうです?)
*「narrow down」:「~を絞り込む」「~を狭める」の意。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
相手に何かをするようお勧めする表現としては、超頻出かつ最重要のフレーズですので、絶対にマスターしたいところです。
これに似た表現の「Why don’t we…?」も近く紹介していきますのでお見逃しなく!
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