「thick skin」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語

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「thick skin」の意味は?

今回は、知っていないと意味不明?の英語表現「thick skin」を紹介していきます。

「thick skin」は、文字通りに訳すと「分厚い皮膚」ということなのですが、例えば「You really have a thick skin」と言われた時に何をイメージしますでしょうか?

上のような文において、通常は ’皮膚’ について言及していることは無く(指を包丁で切ったのに皮が厚く血が出ないなんていう場合を除いて)、
実は、「君は本当に鈍感だねぇ」と言っているのです。

そうです、「thick skin」は

鈍感」「図太い神経

打たれ強さ

を意味するのです。

使い方は、必ず不定冠詞の「a」を伴い「have a thick skin」のようにすることが必要です。

thick-skinned」とすれば形容詞的に、「鈍感な」「神経の図太い」「打たれ強い」になりますので併せて覚えておきましょう!

ちなみに、「敏感な」「神経のか弱い」「打たれ弱い」は何て言うのでしょうか??
答えは、一番下の ’まとめ’ をチェック👇👇👇

それでは、早速例文を見ていきましょう!

「thick skin」の使い方は?

【例1】

A : I wonder if Ken is okay.
(ケン大丈夫かなぁ。)

B : What happened to him?
(あいつに何かあったの?)

A : He got publicly berated by his boss this morning.
(今朝、上司にみんなの前でがっつり怒られちゃってさ。)

B : Don’t worry. He has a really thick skin.
(心配ないよ。あいつはすごく鈍感だから。)

*「berated」:「berate」(~をがみがみ叱る/~を叱りつける)の過去分詞形。

【例2】

A : Nate’s been assigned to overseas department? Pathetic…
(ネイトは海外事業部に配属になったって?かわいそうに…)

B : Why?
(なんで?)

A : Mr. Harriott, the head of the department, is known as a demanding micromanager.
(部署長のハリオットさんは要求の多いマイクロマネジャーとして知られてるよ。)

B : I think he can handle that. He’s developed a thick skin working under his current boss.
(彼なら対処できると思うよ。今の上司の下で働いて打たれ強くなってきたからね。)

*「micromanager」の詳細は下記リンクから確認できます!
参考 「micromanage」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語

まとめ

いかがでしたでしょうか?

私が初めてこの表現を聞いた時には、一体どういうこと!?って思ったのを覚えています。
分厚い皮膚がこんな意味になるなんて…という感じですね。

さて、「thick skin」の逆で「敏感な」「神経のか弱い」「打たれ弱い」を何というのか、

答えは、「thin skin」(薄い皮膚)と言います!

使い方は「thick skin」同様、「have a thin skin」や「thin-skinned」などのように使えます。
これは簡単でしたね。

それではこの辺りで失礼します!

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