「to the letter」の意味は?
今回は、私の元同僚の口癖でもある「to the letter」を紹介します。昔を懐かしみながら書いていきたいと思います(笑)
この表現も意味を知らないと理解が出来ませんので、是非ここで覚えていってくださいね。
早速、実際にどういう意味で使われるのかですが、
「文字通りに」「厳格に」
を表します。
「letter」って「手紙」だよね!?なんでこうなるの??と不思議に思われる方も多いと思います。
実は「letter」には、「手紙」以外の意味では「文字」や「証書」、
更には、「the letter」という形を取ると「字義」「文字通りのもの」「書いていること」のような意味があるのです。
ですので、適合(一致していること)を表す前置詞「to」に続けて「to the letter」とすると、
「書いてあることどおりに」「文字通りのものに正確に」
となり、つまり上に説明した意味になるのです。
では下で使い方を見ていきましょう!
「to the letter」の使い方は?
【例1】
A : Did you follow the recipe to the letter?
(書いてある通りにレシピに沿って作った?)
B : Nope, I just eyeballed it.
(いいや、目分量でやっただけだよ。)
A : That’s why. It’s too salty!
(だからか。塩辛すぎ!)
*「eyeball」:「~を目分量で測る」の意。
【例2】<会社面接にて>
A : Why were you fired from your last job?
(なぜ前職をクビになったのですか?)
B : I was fired because I made a huge mistake in my project.
(プロジェクトで大きな間違いをしてクビになりました。)
A : How did it happen?
(どのようにそれは起こったのですか?)
B : As a matter of fact, I didn’t follow my manager’s instructions to the letter, so he rightly dismissed me. It is a situation I wholeheartedly regret.
(実は、上司の指示に正確に従わなかったので、彼が私を解雇するのはもっともです。心から後悔しています。)
*「rightly」:「然るべく」「当然のことながら」の意。
*「wholeheartedly」:「心から」「心を込めて」「誠心誠意」の意。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
相手に対し、自分が言った通り正確に、また書いてある通り厳格に何かを遂行してもらい時、
ストレートにその気持ちを表現できる便利な表現だと思います。
「to the letter」、ぜひ覚えてどこかで使ってみてくださいね。
ではまた!
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