「感触をつかむ」って英語で?
今回は、英語で何て言うのシリーズから「感触をつかむ」を紹介したいと思います。これ、日本語でも普段何気なく使う表現だと思います。
「感触をつかむためにやってみる」とか「軽く感触をつかめるよう試してみる」のように使われますが、「~の感触をつかむ」を英語では
「get a feel for ~」
と言います。
「feel」を使うのは何となく分かると思うのですが、その後には「for」が続くことを覚えておきましょう。
また、併せて覚えておきたいのが、「give a feel for~」で「~の感触を与える」になります。
*日本語訳が上手く表現できないので、こちらは下の【例3】【例4】でイメージを掴んでください。
それでは、使い方を見ていきましょう!
「get a feel for」「give a feel for」の使い方は?
【例1】
I always check out the venue beforehand to get a feel for it.
(私はいつも、感触をつかむために、あらかじめ会場の下見をします。)
【例2】
I went to the stadium before the baseball game to get a little bit of a feel for it.
(軽く感触をつかむため、野球の試合の前にスタジアムに行った。)
【例3】
I hope this orientation gave you guys a feel for what this club is like.
(このオリエンテーションが、みなさんにこのクラブがどのようなものなのかという感触をつかんでもらえたらと思います。)
【例4】
Even though I’m the president of the company, I make it a rule to visit our R&D center 3 times a week. It gives me a good feel for what’s going on in the field.
(私は会社の社長であるが、週に3回はR&Dセンターを訪れるようにしている。現場で何が起きているのかという感覚を良く掴めるのだ。)
*「make it a rule to」:「~するのを常とする」「必ず~するようにしている」の意。
*「R&D」:research and developmentの略。「研究開発」の意。
まとめ
いかがでしたでしょうか?【例2】や【例4】では、「a little bit of」や「good」で「feel」を修飾していましたね。その他にも「get a better feel for」(より感触をつかむ)のように「better」が用いられるケースも多いように感じます。
また、「get a feel for」に近い表現として「get a sense of」もありますので、こちらも頭の片隅に入れておくと良いでしょう。
こういう表現をサラッと言えると、非常に英語がこなれた感じが出てきますよね。頑張って覚えていきましょう!
それではまた!
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