「cut it close」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語

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「cut it close」の意味は?

今回は、会話で役立つ「cut it close」というイディオムを紹介していきます。日常的に結構使われるのですが、直訳からではその意味を想像することが難しい表現の一つではないでしょうか。それでは早速見ていきましょう!

まずは単語の確認ですが、「cut」は「切る」、「it」は「それ」、「close」は「近くに」「近いところで」を意味するので、全体の直訳は「それを近いところで切る」となりますが、これがどういう意味で使われるかと言うとこちら。

ギリギリである

ギリギリのところで行動する

つまり、何かの限界点、期限や時間制限などをギリギリに行動している人に対して使われる表現です。

しかし、どうしてこういう訳になるのか不思議ですよね?
これは定かではありませんが一説によると、服を作るため布を裁断する際には精密さが極めて重要なわけですが、布の端に近いところで切ってしまうと縫製でのブレが許されないということに由来しているようです。真相はどうであれ、必要な長さをギリギリに切っているというイメージなのでしょう。

いずれにせよ、こういう表現はそのまま覚えるのが一番ですので、下で使い方を見ていきましょう!

「cut it close」の使い方は?

【例1】

A : Oh no! The train is about 30 minutes delayed!?
(まじか!電車が約30分遅れ!?)

B : Our flight is leaving in 50 minutes. We’re cutting it close!
(うちらのフライトは50分後に出発だよ。ギリギリだな!)

A : I hate it when this happens!!
(電車の遅れってホントに嫌だな!)

*「I hate it when…」の詳細は ⇒ ⇒こちらをクリック!

【例2】

A : You’re supposed to meet with the prospective client today, aren’t you?
(君は今日見込み客と会うことになっていなかったっけ?)

B : Yeah, our meeting starts at 10:30 at their office.
(うん、向こうのオフィスで10:30から打ち合わせだよ。)

A : 10:30!? What are you talking about? It’s already 10:10. Hurry up! You’re cutting it really close!
(10:30だって!?何言ってんのよ?もう10:10だよ。急げって!だいぶギリギリじゃん!)

*「be supposed to」の詳細は ⇒ ⇒こちらをクリック!

*「prospective」:「見込みのある」「可能性のある」の意。

まとめ

いかがでしたでしょうか。【例2】から分かるように、「close」を「really」や「a little」などの程度を表す副詞で修飾すれば、どれくらいギリギリなのかを詳しく表現できますね。

この手の表現は、頭で覚えるよりも口で覚えるのが良いと思います。上の例文を何度も読んで使い方をマスターしてしまいましょう。

それではまた!

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