「by the book」の意味は?
今回は、「by the book」というフレーズを紹介していきます。日常会話でもビジネスシーンでもよく耳にしますので、ここできちんと覚えていってくださいね!それでは始めましょう。
まずは単語を確認。「by」は手段を表し「~によって」「~に従って」、「book」は「本」という意味以外に「規則」「マニュアル」という意味も持っているので、「by the book」全体ではこのような意味になります。
「規則に従って」
「型どおり」
「マニュアル通り」
つまり、決められたルールやガイドラインに正確に従う、きっちり行うことを表すことが出来ます。
早速下で使い方を見ていきましょう!
「by the book」の使い方は?
【例1】
A : I need you to understand that consistency and standardization are crucial in the F&B business.
(君には商品・サービスの一貫性、標準化というものが飲食業において非常に重要ということを理解してほしい。)
B : Absolutely, we all need to do things by the book, right?
(もちろんです、マニュアルに沿って行動するっていうことですねよね?)
A : You’re right.
(その通りだ。)
*「consistency」:「一貫性」「整合性」の意。飲食業においては、商品やサービスの質にブレがないことを指す。
*「standardization」:「標準化」の意。動詞は「standardize」(標準化する)。
*「F&B business」:「F&B」は「Food & Beverage」の略。全体で「飲食業」の意。
【例2】
A : Kenji, come in.
(ケンジ、入れ。)
B : Yes, sir. What’s the matter?
(はい。いかがしましたか?)
A : Read this e-mail thread from Mr. Thompson.
(トンプソン氏からのこのメールスレッドを読んでみろ。)
B : Oh no… I can’t believe I did this. It is entirely my fault. I apologize, sir.
(まじか… こんなことをしてしまうなんて。私のミスです。大変申し訳ありません。)
A : You were clearly operating on assumptions and didn’t go by the book!
(明らかにお前は推測で動いていて、マニュアルに則っていなかった!)
B : I’m deeply sorry, what can I do to recover from this error?
(本当に申し訳ないです、この失敗を取り戻すのにどうしたらよいでしょうか?)
まとめ
いかがでしたでしょうか。【例2】はオフィスで部下が上司に怒られるシーンでしたが、私も会社員時代若い頃に何度か経験があります。。なぜか自分は絶対に間違いは起こさないと自信過剰になり、途中我流でことを進めてしまい失敗、そして信用を失う。結構やらかしてました。。
ちなみに、使用頻度は下がりますが「according to the book」という言い方もしますので、余力がある方は併せて押さえておくと良いでしょう。
それではまた!
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