「反日家」って英語で何て言うの?使い方も分かりやすく解説!リアル英語

英語で何て言うの?シリーズ

「反日家」って英語で?

先日、「親日家」を英語でどのように表現できるかを投稿させていただきましたが、今回はその対義語の「反日家」の言い方を勉強していきましょう。まだ「親日家」の記事をご覧になっていない方は下記リンクをクリック!

参考 「親日家」って英語で何て言うの?使い方も分かりやすく解説!リアル英語

「反日家」とは、日本に対して敵意や嫌悪感を抱いている人を指す言葉ですが、これを上手く一単語で表現できる言葉があります。それがこちら。

Japanophobe」(発音:dʒəˌpæn.əʊˈfəʊb ジャフォウ

これを見ただけだと覚えようがないので、単語を分解して見ていきましょう。

お気付きでしょうか、この単語は実は「Japan」と「-phobe」という接尾語が組み合わさって出来ており、ポイントは「-phobe」の部分です。「-phobe」は語幹(ここではJapan)に「(異常なまでに)~を嫌う人/恐怖症の人」という意味を付け加える役割があるので、「Japanophobe」で「日本を嫌う人」という意味になります。

覚える余力のある方のために、語尾を「phobia」とすればその異常なまでに毛嫌いするという性質(嫌悪)や恐怖症のことを、「phobic」とすればそれを形容詞形にすることが出来ます。
つまり、「Japanophobia」は「日本への嫌悪」を、「Japanophobic」は「日本を異常なまでに嫌いな」を表せます。

早速使い方を見ていきましょう!

「Japanophobe」の使い方は?

【例1】

A : The professor often says things that are insulting to Japanese people.
(あの教授は、日本人にとって侮辱的な事をよく言いますね。)

B : Didn’t you know he’s known as a Japanophobe.
(彼は日本嫌いで知られてるのご存じなかったですか?)

【例2】

This Hollywood actress has never visited and will never visit Japan, because she’s a hardcore Japanophobe.
(このハリウッド女優は筋金入りの日本嫌いのため、これまで訪日したことはないし、これからも無いだろう。)

まとめ

いかがでしたでしょうか?「Japanophobe」という言葉を覚えると同時に、「-phobe」や「-phobia」「-phobic」が表す意味も押さえておきたいところです。参考までに、「-phobe」を使った表現をいくつか紹介しておきます。

acrophobe(高いところが嫌いな人/高所恐怖症の人)
 *「acro」はギリシア語で「最上の」「極端な」を意味する

entomophobe(虫が嫌いな人/昆虫恐怖症の人)
 *「entomo」はギリシャ語で「昆虫」を意味する

germaphobe(細菌恐怖症の人/極度の潔癖症の人)
 *「germ」は英語で「細菌」の意

hydrophobe(恐水症の人/疎水性物質〈水に溶解しにくい、水との親和性が低い物質の意〉)
 *「hydro」はギリシャ語で「水」を意味する

xenophobe(見知らぬ人恐怖症の人/外国人恐怖症の人)
 *「xeno」はギリシャ語で「未知の」「外国の」を意味する

「-phobe」の付く言葉はたくさん存在しますが、私の主観でたまに耳にする単語をリストアップしてみました。頻繁に使うものではありませんが、知っていると便利ですので頭の片隅に入れておきましょう。

もちろん、それぞれ「acrophobia」(高所恐怖症)、「acrophobic」(高所恐怖症の)のように「-phobia」や「-phobic」と合わせることが出来るということもお忘れなく。

それではこの辺で失礼します!

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