「be particular about」の意味は?
今回は「be particular about」というイディオムを紹介していきます。自分の好みについて話をする時などに重宝するので、ぜひここで覚えていってくださいね!それでは見ていきましょう。
ココでのポイントはもちろん「particular」という単語です。一番メジャーな意味としては「特別の」「特定の」がありますが、実はこの他に「小うるさい」「気難しい」という意味をもつ単語です。
ですので「be particular about」を直訳すると「~について小うるさい」となるわけですが、もう少し自然な日本語にすると、
「~についてこだわりがある」
というニュアンスになります。
好みに関してうるさく、これじゃなきゃダメという感じを上手に表せるイディオムです。
意味が分かったところで使い方を見てみましょう!
「be particular about」の使い方は?
【例1】
A : I’m thinking about getting Jane a perfume for her birthday.
(ジェーンの誕生日に香水を買おうと考えているんだ。)
B : Mmm, that might not be a good idea, I guess.
(うーん、良いアイデアではないかもね。)
A : Why is that?
(それはなぜだい?)
B : I’ve heard Jane is very particular about the perfumes she wears. It won’t be easy to find one she likes.
(ジェーンは香水にはとってもこだわりがあるって聞いたんだ。彼女の気に入る物を見つけるのは簡単じゃないだろうね。)
【例2】
A : Boss asked me to get him a coffee. Do you think the convenience store’s freshly ground coffee will do?
(ボスにコーヒー買ってくるよう言われてさ。コンビニの挽きたてコーヒーでも大丈夫かな?)
B : No way! He’s really particular about his coffee! You shold get him a Blue Mountain from the coffee shop next door.
(何言ってん!ボスはコーヒーにはうるさいよ!隣の喫茶店のブルーマウンテンを買っていきな。)
A : Thank goodness I asked you beforehand!
(先に君に聞いておいてよかったぁ!)
*「freshly ground」:「挽きたての」の意。「ground」は「grind」(挽く)の過去分詞形、全体の直訳は「新鮮に挽かれた」。
*「will do」:「用が足りる」「役に立つ」の意。
*「Thank goodness!」:「よかった!」と安堵感を表す。特に(S主語+V動詞)を伴うと「SがVしてよかった!」を意味する。
まとめ
いかがでしたでしょうか?この表現を知らないと、意外と「こだわりがある」や「好みがうるさい」をシンプルに表現するのは難しいと思います。
例えば「He’s particular about his coffee」を言い換えるとすると、「He has specific preferences when it comes to his coffee」(彼はコーヒーのこととなると特別な好みを持っている)のように言わなくてはならなくなります。なんだか面倒くさいし難易度が上がってしまいますね。
知っていればきっとどこかで皆さんの役に立ってくれると思いますので、ぜひボキャブラリーへの追加をお願いします!
それではこの辺で失礼します。
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