(ビジネスで使える)「delegate」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語

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「delegate」の意味は?

今回は「delegate」という単語を紹介したいと思います。あまりこの単語に馴染みが無いという方も多いと思いますが、ビジネスシーンではよく使われますので、特に仕事で英語を使うという方は絶対に押さえておきたい単語です。

「delegate」を辞書で調べると、名詞(発音:délɪgət リギットゥ)では「代表者」「使節」を、そして動詞(発音:délɪgèɪt リゲイトゥ)では「(代表者として)~を派遣する」や「(権限などを)委任する」と出てきます。何とも捉えづらい、使い方に困る単語のように見えますね(以前私もそうでした。。)。

実は、ここでは「(権限などを)委任する」という部分が今回のポイントで、これがビジネスシーンでどのように使われるのかというとこちら。自然な日本語で言うと、

(仕事などを)振る

(仕事などを)任せる

そうです、職場であれば部下などに対して自分の仕事を与えていくということですね。
「(権限などを)委任する」だと抵抗がありますが、このような訳であれば覚えやすいと思いますし、実際に使われる感覚としても一番しっくり来るように感じます。

ちなみに、誰に振るのか(任せるのか)という対象を表したい場合は、前置詞「to」を使って表すことが出来るということ、それから、「delegate」の名詞形は「delegation」となるということも併せて覚えておくと良いでしょう。

意味が分かったところで使い方を見ていきましょう!

「delegate」の使い方は?

【例1】

When you delegate to your staff, you need to clearly explain what you would like them to do.
(部下に仕事を振る時は、彼らに何をしてもらいたいかをハッキリ説明しないと。)

【例2】

A : Now that you have a team, you’ve got to learn how to delegate tasks to your team members.
(お前は今じゃチームのリーダーなんだから、メンバーへの仕事の任せ方を学ばないとな。)

B : Boss, they may not be capable enough to handle these things.
(ボス、彼らがこれらのことをハンドルできるほど仕事が出来るとは思いませんが。)

A : As a leader, it’s your responsibility to train and develop your staff, empower them, and eventually trust them. This is essential to improve the overall productivity and efficiency of your team.
(自分の部下をトレーニングし育て、自立させて、いずれは彼らを信用することはリーダーとしての責任だぞ。お前のチームの全体的な生産性や効率を改善するには必須のことだ。)

B : I understand.
(分かりました。)

まとめ

いかがでしたでしょうか?【例1】は自動詞として、【例2】は他動詞として例文を挙げておきました。
会社で役職が上がって部下を持つようになると、上司から「仕事の振り方がなっていないぞ!」「そういう仕事は部下に任せて、自分にしかできないことをやれ!」などと激が飛んできますが、まさにこれが「delegate」ですね。

ちなみに、上で見た「delegate」の日本語訳の部分で、「仕事を振る」(権限はまだ振った側にある)と「仕事を任せる」(権限は任された側にある)という若干のニュアンスの違いがありますが、日本語同様、ここまでの細かいニュアンスを意識して「delegate」を使っている人は殆どいませんので、あまり気にせず使って問題ないでしょう。

それではこの辺で失礼します!

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