「where we left off」の意味は
今回はイディオムというわけではありませんが、「where we left off」という言い回しを紹介していきます。使われる単語は簡単ですが、まとまりとして知っていないと初めて出会った時に、”ん!?何て言った??” となりかねない表現です、それでは見ていきましょう!
早速ですが、この表現は講義やミーティングなどで頻繁に登場するのですが、どのように使われるのかと言うとこちら。
「中断したところ(で)」
「終わったところ(で)」
つまり、講義やミーティングにせよ、”前回の続きから始めましょう” なんて言う場合に使われる表現です。
単語を見てみると、「where」は接続詞(関係副詞とも取れるが)で「~なところで(に)」、「leave off」は「(仕事や話などを)途中で止める/中断する」という意味があるので上のような訳になるのですね。
それでは使い方を見ていきましょう!
「where we left off」の使い方は?
【例1】
It’s time for a short break, be back in 15 minutes! (15 minutes later) Alright, let’s resume where we left off earlier.
(小休憩の時間だ、15分後に戻るように!(15分後)よし、さっき中断したところから再開しよう。)
【例2】<講義の始まりに>
A : Good morning, everyone! What did we learn in our previous class?
(おはようございます、みなさん!前回の授業では何を学びましたか?)
B : We learned how to solve systems of linear equations using the elimination method.
(加減法を使っての連立一次方程式の解き方を学びました。)
A : That’s right. And today, we’re going to learn another way, which is the substitution method. Alright, without furhter ado, let’s pick up where we left off yesterday.
(その通り。今日は別の方法で代入法を勉強します。では前置きはさておき、昨日中断したところから始めていきましょう。)
*「systems of linear equations」:「連立一次方程式」の意。
*「elimination method/substitution method」:「加減法(消去法)/代入法」の意。
*「without further ado」の詳細は ⇒ ⇒こちらをクリック!
*「pick up」:自動詞用法で「(中断したところから)開始する」の意。
まとめ
いかがでしたでしょうか。「where we left off」は例文のように副詞節として登場することが多いですが、時に名詞節として扱われ「from where we left off」のように「from」に続いて使われることもあるということも押さえておきましょう。
ちなみに、今回学んだ「where we left off」は例文にあるように、このままの形で登場することが多いですが、もちろん「leave off」(途中で止める/中断する)というイディオムを別の形で使いまわすことも可能です。例を挙げると、
Where did we leave off yesterday?
(昨日はどこで中断しましたっけ?)
Do you remember where I left off last time?
(前回、私がどこで終わりにしたか覚えてますか?)
のような感じです。
もし、プレゼンテーターや司会などをする機会があればぜひ使ってみてくださいね!
それではこの辺で失礼します!
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