「money is no object」の意味は?
今回は、「money is no object」というイディオム、というか言い回し(?)を紹介していきます。会話などで使えるととてもカッコいいので、ワンランク上の英語表現を身に付けたい方はぜひ覚えていってくださいね!それでは始めましょう!
まずは単語の確認ですが、「money」は「お金」、「object」はここでは「目的」「目標」という意味で使われており、「money is no object」全体の直訳は「お金は目的ではない」となります。これがどういうことかというと
「お金は問題ではない」
「金額は問わない」
別の言い方をすれば、
「お金に糸目は付けない」
といったところでしょうか。
いくらでもお金を払う用意がある、お金の話ではないということを伝える時によく使われます。
意味が分かったところで例文を見ていきましょう。
「money is no object」の使い方は?
【例1】
A : How much money are you willing to spend on the painting in the auction?
(オークションではその絵画にいくら払う気があるんだい?)
B : To be honest with you, money is no object. I’ll pay whatever amount of money it takes to acquire it.
(ぶっちゃけ、いくらでも構わないよ。それを手に入れるのに必要ならどんな額でも払うよ。)
*「To be honest with you」:「正直に言うと」「ぶっちゃけ」の意。
【例2】
A : I really like this RV, but I need a double-chamber sink and a wider shower stall. Is there any way we can customize it?
(このRVすごくいいんですが、2層式シンクともっと広いシャワー室が必要なんです。カスタマイズできる方法はないでしょうか?)
B : Absolutely! You can customize pretty much anything if money is no object.
(もちろん!いくら費用が掛かってもよいならほとんど何でもカスタマイズ可能ですよ。)
*「RV」:「recreational vehicle」の頭字語。居住スペース付きの車、キャンピングカー。
*「double-chamber sink」:「2層式シンク」の意。
*「Is there any way…?」の詳細は ⇒ ⇒こちらをクリック!
まとめ
いかがでしたでしょうか。「いくらでも構わん!」とカッコよく言いたい時は「Money is no object」をぜひ使ってみてくださいね!
ちなみに、「~ is no object」を使った変形バージョンには「Cost is no object」(コストはいくらでも構わない)や「Time is no object」(時間はどれだけ掛かっても構わない)なんかもありますので、併せて押さえておくと良いでしょう。
それではまた次回!
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