「today of all days」の意味は?
今回は「today of all days」というイディオム(?)、というか言い回しを紹介していきます。学校の英語教育では100%目にすることはありませんが、知っているといざという時に会話などで重宝します。早速見ていきましょう!
さて、今回学ぶ「today of all days」は比較的易しい単語で構成されていますね。「today」は「今日」、「all days」は「全ての日」ということで全体では「全ての日の今日」となりますが、実はこれ、下記のような意味で使われます。
「今日に限って」
「よりによって今日という日に」
普段とは違い、今日に限って不規則なことが起こった場合など、不満や驚き、残念感を表して使われる表現です。例えば、練習では100発100中なのに、本番当日に限ってミスを連発してしまったり、会社面接に行く日に限って電車が遅れたり。新しい彼女とのディズニーランドでのデートなのにあいにくの雨。。こんな時に「なんで今日に限って!」と言いたくなりますが、まさにこんな時にピッタリな表現です。
ちなみに、「今に限って」「よりによって今という時に」と言いたい時もあるはず。そんな時に使える表現は、一番下のまとめをチェック!
それでは「today of all days」の使い方を見ていきましょう!
「today of all days」の使い方は?
【例1】
A : Adam, aren’t you ready yet? The presentation to the board members is in ten minutes!
(アダム、まだ準備できていないのか?取締役へのプレゼンは10分後だぞ!)
B : The projector isn’t working somehow!
(どういうわけかプロジェクターが動かないんです!)
A : Oh my goodness! It’s happening today of all days!?
(まじか!よりによって今日そんなことになるのか!?)
*「board member」:「取締役」の意。
【例2】
A : Hey, Ken! Are we still on for the party tonight?
(ケン!今夜のパーティーは予定通りやるってことでいいよな?)
B : About that, I think I have to take a rain check. Actually, I feel really sick and have started running a fever.
(それなんだけど、また次回にしなくちゃかも。実はすごく気分が悪くて熱が出だしたんだよ。)
A : Oh no! I’ve never seen you get sick. Why today of all days…
(マジで!お前が具合悪いとか見たことないし。よりによって今日かよ…)
*「Are we still on for ~?」:「~の予定はまだ生きてますか?」「~は予定通りですか?」の意。
*「rain check」の詳細は ⇒ ⇒こちらをクリック!
*「run a fever」:「熱を出す」の意。
まとめ
いかがでしたでしょうか。知っていないと、中々こういう感覚を英語で表現するって難しいと思いますので、ぜひここで覚えていっていただければと思います。
さて、「今に限って」「よりによって今という時に」というように、今と言うタイミングの悪さを表したい時には、
「now of all times」
が使えます。例えば例文を挙げると、
Why do you have to do that now of all times!?
(なんで今に限ってそれをしなくちゃいけないの!?)
こんな感じで使えますね。
こちらも併せて押さえておくとよいでしょう。それではこの辺で失礼します!
コメント