「Tomato, tomato」の意味は?
今回は「Tomato, tomato」という表現を紹介していきます。アメリカのドラマなどを見ているとよく耳にしますが、初見では全く意味が取りづらい表現です。それでは早速見ていきましょう!
今回は「tomato」(トマト)という単語しか登場しませんが、ポイントは発音の仕方です。最初の「Tomato」はアメリカ発音で「təméɪṭoʊ トメィトゥ」。次の「tomato」は「təmάːtəʊ トマァートゥ」と発音されます。続けて発音すると「トメィトゥ、トマァートゥ」ですね。
早速ですが、会話中でこの表現が用いられる時、話者が伝えたいニュアンスはこちら。
「どっちでも一緒でしょ」
「どちらも同じだ」
「大差はないよ」
つまり、発音がちょっと違うだけで意味は同じでしょう?細かいこと言ってるんじゃないわよ的な感じですね。
特に難しいことはないので、使い方を見ていきましょう。
「Tomato, tomato」の使い方は?
【例1】
A : How about grabbing some lunch?
(ちょっとランチ食べないか?)
B : Good idea, I’m getting hungry. Why don’t we go to McDonald’s?
(いいね、腹減ってきてたんだ。マックに行かないかい?)
A : McDonald’s!? I’d rather go for In-N-out.
(マック!?インアンドアウトがいいな。)
B : Tomato, tomato! A burger is a burger! No big deal!
(どっちも一緒じゃん!バーガーはバーガーでしょ!どうでもいいわ!)
【例2】
A : What brand are those shoes you’re wearing?
(君が履いてる靴はどこのブランドだい?)
B : They are Vans.
(ヴァンズだよ。)
A : Oh, Buns! I love Buns!
(おー、バンズ!俺バンズ好きだよ!)
B : No no no, it’s Vans, not Buns. They’re not hamburger buns.
(いやいや、ヴァンズだって、バンズじゃないよ。バーガーバンズじゃないから。)
A : Tomato, tomato! In Japanese, there’s no difference between ‘Van’ and ‘Bun’!
(どっちでもいいよ!日本語じゃ ‘Van’ と ‘Bun’ には違いはないのよ!)
*「Vans」:「(商標)バンズ/ヴァンズ」。スケーターに人気の、世界的なアメリカのスニーカーブランド。
*「bun」:「(丸い)パン」「ロールパン」の意。
まとめ
いかがでしたでしょうか。トマトを使った面白い日常会話表現でしたね。
ちなみに、今回のように「どっちでも同じ」を表す表現を少し前に紹介していますので、気になる方は下記リンクをご参照ください!
参照「Same difference」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語
本日も最後までご覧いただきありがとうございました!
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