「shrinkflation」の意味は?
ここのところ世界中でインフレが加速し、食料から生活必需品までものすごい勢いで価格が上がってきていますよね。企業としては大義名分をもって価格を上げる絶好のタイミングなわけですが、我々消費者にとっては家計に大ダメージです。
しかし、今回のインフレ騒ぎよりもずいぶん前から、企業はとある方法で一般消費者にコストを転嫁してきていたのをご存じでしょうか?それが今回紹介する「shrinkflation」です。
これは「shrink」(縮む)と「inflation」(インフレーション)を合体した造語で、価格は変わらずに量だけが減っていく現象のことで、身近なところでは、コンビニのおにぎりのご飯や、回転寿司のシャリ、スーパーの総菜類、お菓子など、少なくなったなぁと感じる方も多いのではないでしょうか。
これは日本語でも、
「シュリンクフレーション」
と訳されています。
価格は変わっていないので、企業としては消費者からクレームをほとんど受けずにコストを下げることが出来ます。しかし、基本的に消費者にアナウンスすることなく行われるので、消費者としてはなかなかそれに気づくことができません。
さて、意味が分かったところで使い方を見ていきましょう。
「shrinkflation」の使い方は?
【例1】
Very few people notice that shrinkflation is actually happening because it usually comes slowly.
(実際にシュリンクフレーションが起こっていると気づく人はほとんどいない、なぜなら、それは通常ゆっくりやって来るからだ。)
【例2】
I hate shrinkflation! All of my favorite products are shrinking!
(シュリンクフレーションってヤダ!私の好きな商品がみんな小さくなってる!)
まとめ
いかがでしたでしょうか?シュリンクフレーションから、追い打ちをかけるインフレーション…ほんとに嫌ですよね。
その影響と言えば、賃金がここ30年間上がらない日本では、実は海外の国々よりも酷いかもしれませんね。
今回の「shrinkflation」以外にも、「inflation」を掛け合わせた言葉を別のページで紹介しています。
興味がある方は参考にしてみてください!
参考 「tipflation」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語
参考 「greedflation」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語
それではまた!
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