「get out of one’s hair」の意味は?
今回は「get out of one’s hair」というイディオムを紹介していきます。口語でよく使われる表現ですので、是非ここでマスターしていってくださいね!それでは始めましょう。
まずは単語の確認ですが、「get out of」は「~から出る」、「hair」は「髪の毛」ですので、このイディオムを直訳すると「~の髪の毛から出る」となりますね。勘が鋭い方でもここから本来の意味を推測することは至難の業だとは思いますが、実際の意味がこちら、
「~の邪魔をしない」
「~を放っておく」
で、髪の毛に絡まった厄介者(ウザったいもの)がそこ(髪)から離れていくというイメージを想像してもらえれば分かりやすいかと思います。
それでは使い方を見ていきましょう!
「get out of one’s hair」の使い方は?
【例1】
A : I still have so much work before I can go home.
(家に帰る前にまだやること一杯だ。)
B : Hey, do you have a minute to talk about our weekend plans? The weather is going to be nice, so…
(週末の計画について話したいんだけど時間あるかい?天気も良くなるみたいだからさ…)
A : Umm… Does it look like I have time for that?
(うーん… そんな時間あるように見える?)
B : Ah, alright, I think I’ve got to get out of your hair. See you tomorrow!
(あっ、オッケー、邪魔は止めるね。また明日!)
【例2】
A : Honey, I’m getting hungry. Can you make me a quick meal?
(なあ、腹減ってきたな。簡単な食事作ってくれないか?)
B : Can’t you wait a little bit? I’m doing yoga.
(少し待ってもらえない?ヨガやってるの。)
A : Come on! It doesn’t take you that long. Please!
(いいだろ!そんなに時間かからないんだから。頼むよ!)
B : Please! Don’t interrupt me, okay? (Angrily) Get out of my hair, will you!?
(お願いだから!邪魔しないでくれる?(怒って)一人にしておいてくれるかしら!?)
A : Oh, okay…
(あぁ、分かった…)
まとめ
いかがでしたでしょうか?使い方は理解出来ましたか?特に難しいイディオムではありませんが、使い方に一つ注意点があります。
【例1】は、私があなたの邪魔はしませんよという状況、【例2】は、あなたは私の邪魔をしないようにという状況なのですが、【例2】のように命令形で使う場合、言い方しだいではだいぶ強い言い方(場合によっては失礼な言い方)になりますので注意が必要でしょう。
日常会話はもちろん、映画やドラマなどでも耳にするイディオムです。ぜひみなさんのボキャブラリーへ追加してしまいましょう!
本日も最後までご覧いただきありがとうございました!
それではまた次回。
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