「the lion’s share」の意味は?
今回紹介するのは「the lion’s share」です。直訳すると「ライオンの分け前」なのですが、一体どういう意味なのでしょうか。
さて、まずは意味から見ていくと、
「(事・物の)大部分」
「もっとも良い部分」
「甘い汁」
というようなニュアンスで使われる表現です。
つまり、百獣の王ライオンが他の動物よりも先に分け前を取っていくというイメージで、イメージはとてもしやすいと思います。
それでは、どのように使われるのかを見ていきましょう!
「lion’s share」の使い方は?
【例1】
The lion’s share of his salary goes to the mortgage repayment of his house.
(彼の給料の大部分は、彼の家の住宅ローン返済に行ってしまう。)
*「mortgage」:「住宅ローン」の意。
*「repayment」:「(借金などの)返済」の意。
【例2】<シェアハウスにて>
A : Are you enjoying life in your sharehouse?
(シェアハウスでの生活楽しんでる?)
B : Well, yes and no.
(うーん、ハーフハーフだね。)
A : What do you mean?
(というとどういう意味だい?)
B : Living in a sharehouse is great in terms of saving money, but it becomes a problem when someone doesn’t pull their weight.
(シェアハウスに住むことはお金を貯めるという観点からは良いけど、誰かがそこでの役目を果たさないなんてことがあると問題だね。)
A : I think I know where this is going.
(話の流れが分かった気がするぞ。)
B : Ken, this new guy, never lifts a finger to help with the household chores. He just eats and watches TV. He’s taking the lion’s share!
(新入りのケンは一切家事を手伝おうとしないんだ。ただ食べてテレビを見ているだけでね。彼はいいとこだけ持っていっているんだよ!)
*「in terms of」の詳細は ⇒ ⇒こちらをクリック!
*「pull one’s weight」:「自分の仕事をする(果たす)」「自分の役割をこなす」の意。
*「never lift a finger」の詳細は ⇒ ⇒こちらから!
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はイメージがしやすいため、非常に覚えやすい表現だったと思います。
会社などの組織においても、実際には全く活躍してないのに最終的に多くの手柄を持っていく人っていますよね?もしそういう人を見かけたら、「He/She took the lion’s share!」と心の中で思ってみてくださいww
本日も最後までご覧いただきありがとうございました!
それではまた次回。
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