「keep up with」の意味は?
今回は「keep up with」というイディオムを紹介していきます。
学校英語でもかなり定番の表現であり、日常会話でも、会社で英語を使うようになっても重宝する表現の一つですね。
早速、このイディオムの意味はと言うと、これが最もしっくりくるのではないでしょうか。
「~に遅れずついて行く」
何に遅れずについて行くかと言うと、人の歩くペース、時代、トレンド、最新ニュース、仕事においては、設定した(生産/プロジェクト)スケジュール、需要や売上予算等々、何でも幅広く使うことが出来るのです。
そもそも、このフレーズ内の「keep up」は自動詞用法で、これだけで「遅れずについて行く」「同じペースを保つ」「最新の状態でい続ける」という意味を持ちます。
もしも、遅れないでついて行く対象が明らかであれば、「with」以下を省略しても問題ありません。
早速、例文を見ていきましょう!
「keep up with」の使い方は?
【例1】
I couldn’t keep up with him in the marathon race.
(私はマラソン大会で彼について行けませんでした。)
【例2】
A : Excuse me, sir? It’d help if you could speak a little bit slowly. I hate to say this, but I can’t keep up with what you’re saying.
(すみません。もう少しゆっくり話して頂けると助かるのですが。言いづらいのですが、おっしゃってることについて行けません。)
【例3】
A : You quit your job as a marketer!? You hated that job?
(マーケターの仕事辞めたの!?その仕事嫌いだったの?)
B : I wouldn’t say I hated it.
(嫌いだったとは言わないけど。)
A : Then why?
(じゃあ、なんで?)
B : Umm, just because…
(うーん、何となくかなぁ…)
A : There must be a reason here.
(何か理由はあるはずでしょう。)
B : How can I put it.. because keeping up with the latest trends and technology was a pain in the butt, I guess.
(どういったらいいのかなぁ、最新のトレンドやテクノロジーに置いて行かれないようにするのが面倒くさかったからかな。)
*「just becasue」の詳細は下記リンクから確認できます!
参考 「ただ何となく」って英語で何て言うの?使い方も分かりやすく解説!リアル英語
【例4】
Our capacity utilization rate is already nearly 100% at this point. We won’t be able to keep up with the rapidly growing customer demand for this product.
(私たちの設備稼働率は、今の段階で既にほぼ100%です。この商品に対する急速に拡大する顧客需要について行くことは出来ないでしょう。)
*「capacity utilization rate」:「操業率」「設備稼働率」の意。
【例5】
In all honesty, I think it’s exhausting to try to keep up with whatever’s fashionable.
(正直に言って、何でも流行のものについて行こうとすることはとてもくたびれると思う。)
まとめ
いかがでしたでしょうか?大切な表現ですので、今回は例文を5つ挙げさせて頂きました。
例文からも見て取れるように、使い方は様々、かなり幅広く使える表現ですよね?
英語学習者であれば絶対に覚えておきたいところです。
それではまた!
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