「miss each other」の意味は?
今回は「miss each other」という言い回しを紹介します。特にイディオムとして有名なものではありませんが、知っているといざという時に役立つと思います。早速見ていきましょう!
「miss」という動詞には大きく二つ、「I miss you.」(あなたがいなくて寂しい)や「I miss living with my family.」(家族と生活できないのが寂しい)のように、「~がいなくて寂しく思う」や「~することが出来なくて残念に思う」という意味の他に、「I missed my usual train.」(いつもの電車を逃した)や「I missed lunch today.」(ランチを食べ損ねた)のように「~を取りそこなう/会い損ねる」「~し損ねる」や「~を逃す/見逃す」という意味があります。
今回は後者の意味の「miss」に「each other」(お互い)を合わせた表現で、直訳すれば「お互いを逃す」「お互いに会い損ねる」のようになります。つまり自然な日本語にすると、
「すれ違いになる」
「入れ違いになる」
と言えます。
物理的に行き違いになった場合にも、中々お互いのスケジュールが合わずにすれ違いになったりする場合にもフレキシブルに使うことが出来ます。
下で実際の使い方を見ていきましょう!
「miss each other」の使い方は?
【例1】<友人宅を尋ねたが反応がないので電話をしてみた>
A : Joshua?
(ジョシュア?)
B : Hey, Jon. What’s up?
(やあ、ジョン。どうした?)
A : Can you open the door? I’m in front of your house right now.
(玄関を開けてくれるか?ちょうど今君の家の前にいるんだよ。)
B : Oh no, I’m on my way to your place to see you…
(おっと、君に会いに君ん家に向かってる途中だよ…)
A : We’ve missed each other, huh? I should have called you first…
(すれ違いになっちゃったねぇ?最初に君に電話するべきだった…)
*「on one’s way to」:「~への途中で」「~に向かっている途中」の意。
*「should have + 過去分詞形」:「~すべきだった」の意。
【例2】
A : Why don’t we hang out next month?
(来月遊ばない?)
B : Sure, will you be free on 5th of November?
(いいね、11月5日は空いてるかい?)
A : Sorry, I’m visiting my parents that week. Does any day in the second week work with you?
(ゴメン、その週は両親のところに行ってて。第二週のどこかではどうだい?)
B : Actually, I’ll be hosting my childhood friends visiting me from my hometown, which I have already committed to. How about.. one of these days between 23rd and 25th?
(実は、地元から来る幼馴染の面倒見なくちゃで、もう約束しちゃってるんだよ。23日から25日の間のどこかはどうだろか?)
A : Doesn’t work again! I’ll be away on a business trip!
(まだ駄目だ!出張でいないよ!)
B : Oh, man! We’re missing each other! Let’s keep things to be determined for now.
(まじか!すれ違いだねえ!とりあえず後日確定ってことにしておこう。)
*「hang out」の詳細は ⇒ ⇒こちらをクリック!
*「childhood friend」の詳細は ⇒ ⇒こちらから!
*「commit to」:「~を約束する」「~を誓約する」の意。
*「to be determined」の詳細は ⇒ ⇒こちらをクリック!
まとめ
いかがでしたでしょうか?「miss」という単語は知っていても、今回の使い方は意識して学ばないと中々出て来ないと思います。例文が長くなってしまいましたが、その例文中にも大切な表現が含まれていますので、併せて覚えてしまいましょう。
それでは、GOOD LUCK!
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