「speak louder than」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語

ワンランク上の英語関連

「speak louder than」の意味は?

今回は、「speak louder than」というイディオムを紹介していきます。日本語には無い独特の言い回しの、ワンランク上の英語表現です。それでは早速見ていきましょう!

まずは単語を確認すると、「speak」は「話す」、「louder」は「より大きい声で」、「than」は「~よりも」なので、全体を文字通り直訳すれば「~より大きい声で話す」となります。しかし、この表現は比喩表現として使われることが多く、その意味がこちら。

(主語は)~よりも大事である

(主語は)~に優先される

そうです、イメージとしては「主語が~よりも大きい声で話す」ということは、主語の方が「than」の目的語よりも存在感があって重要である感じですね。

それでは使い方を見ていきましょう!

「speak louder than」の使い方は?

【例1】

A : Why did you quit your previous job?
(なぜ前の仕事を辞めたんですか?)

B : I really hated the fact that seniority speaks louder than results at the company.
(その会社では年功序列の方が結果より優先されているということが嫌だったので。)

A : Ah, that’s why.
(あぁ、だからなんですね。)

*「seniority」:「在職期間の長さ」「年功(序列)」の意。

【例2】

A : Mike, Come! We need to talk.
(マイク、来なさい!話がある。)

B : Yes, sir!
(はい!)

A : Your performance has been consistently below my expectations. How many times have you missed deadlines, dropped the ball? Frankly, I’m sick of hearing you apologize all the time!
(お前の仕事ぶりはずっと私が期待しているもの以下だ。何度期限を守れなかった、失敗した?正直、お前がいつも謝っているのを聞くのにうんざりしている。)

B : I’m really sorry about the mistakes. I’ll try harder next time.
(失敗の数々大変申し訳ございません。次回はもっと頑張ります。)

A : Apologies are fine, but they don’t fix the problems. Remember, actions speak louder than words. Take ownership of your work and deliver results. That’s what matters.
(謝罪も良いが、謝っても問題は解決しない。いいか、行動が言葉よりも大事だ。お前の仕事に責任をもって結果を出す。それが大切なことなのだ。)

*「drop the ball」:「へまをする」「失敗する」の意。

*「be sick of」の詳細は ⇒ ⇒こちらをクリック!

*「take ownership of」:「~の所有権を持つ」つまり「~の責任を持つ」の意。

まとめ

いかがでしたでしょうか?【例2】の「Actions speak louder than words」はこの形で定着しており、もはや格言のようになっています。このまま覚えても損はないでしょう。

今回は特に難しい単語はないので、比較的使いやすく、また覚えやすいイディオムでした。非常にネイティブっぽい表現で、我々非ネイティブがあまり得意としない言い回しだと思いますが、使いこなせればあなたも英語上級者です。是非、機会があれば使ってみてくださいね!

それではまた!

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