「pick one’s brain」の意味は?
今回は「pick one’s brain」というイディオムを紹介していきます。特に難しい単語はありませんが、きちんと意味を理解していないと初めて聞いた時に戸惑ってしまいがちな表現です。早速見ていきましょう!
まずは単語の確認。「pick」は「選ぶ」という意味がメジャーではありますが、その他にも「ほじる」「つつく」「ついばむ」などの意味を持ちます。「brain」は「脳みそ」ですので、イディオム全体の直訳は「脳みそをついばむ」といったところでしょうか。これでは意味不明ですが、これが実際にどのような意味で使われるかと言うとこちら。
「(人の)知恵を拝見する」
「(人に)助言を求める」
私たちは誰しも悩み事を持っていますし、学校や職場でのトラブルなんかも抱えてたりしますよね?
一人で考え込んでも答えが見つからず、誰かの知恵を拝借したいという時に重宝する表現です。
それでは使い方を見ていきましょう!
「pick one’s brain」の使い方は?
【例1】
A : Hey John, you look depressed. What’s wrong?
(やあジョン、落ち込んでいるみたいだね。どうした?)
B : I think I’m in a little bit of trouble. Can I pick your brain?
(ちょっと困ったことになっててさ。相談したいんだけどいい?)
A : Sure, go ahead.
(もちろん、言ってみて。)
【例2】
A : Ugh, it doesn’t work! What am I supposed to do?
(あぁ、上手く行かないな!どうしたらいいのかね?)
B : You’re asking the wrong person. Why don’t you pick Elaine’s brain?
(聞く人間違えてるよ。エレインの知恵を借りてみたらどう?)
A : You’re right. She must have a good idea!
(そうだね。彼女、いいアイデアを持っているに違いない。)
まとめ
いかがでしたでしょうか?日本語の「知恵を拝借」に相当する表現でした。「知恵を拝借」を英語に直訳してしまうと「borrow one’s knowledge」となりますが、英語ではこのようには言いませんのでご注意を。
きっとネイティブは人の脳みそから何らかの知恵をつまみ出すというイメージをしているのでしょうね。
それではこの辺で失礼します!また次回!
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