「NDA」の意味は?
今回は、ビジネス用語から「NDA」という頭字語を紹介していきます。ビジネスで英語を使う方はであれば絶対に知っておきたい言葉であると同時に、そうでない方でも日常会話便利に使えますので、ぜひここでマスターしていってくださいね!それでは早速見ていきましょう。
上で触れた通り、「NDA」(読み方:エヌ・ディー・エイ)はある英語表現の頭字語なのですが、元はこちら、
「Non-Disclosure Agreement」
です。
単語を確認すると、「disclosure」は「開示」「公開」を、「agreement」は「同意」「承諾」以外に「契約」を意味し、そして接頭語「non」はそれに続く語を否定しますので、全体の直訳は「公開しない契約」、つまり、
「秘密保持契約」
を表します。
ちなみに、「秘密保持契約」とは、一般的に会社間(ビジネス間)で結ばれ、お互いの開示した情報を他社(他者)に漏らさないという契約のことですね。一緒に仕事を進める中で、どうしても開示しなくてはならない情報を守るために結ばれます。
意味が分かったところで使い方も見ていきましょう。
「NDA」の使い方は?
【例1】
Make sure not to disclose our confidential information until they sign this NDA.
(彼らがこのNDAにサインするまで、我が社の秘密情報は開示しないように。)
【例2】
A : Do you know who’s going to be kicked out of our department next month?
(来月誰がうちの部署から外されるか知ってる?)
B : Actually… yeah.
(そうだね…知ってるよ。)
A : Who is it?
(誰?)
B : You don’t tell anyone?
(誰にも言わない?)
A : No.
(言わないよ。)
B : NDA first, pinky swear, whatever it is, don’t let the cat out, okay? Well.. it’s Eric.
(まずNDA、指切り、それがなんだろうと、絶対に秘密は洩らさないでね、いいかい?うーん.. エリックだよ。)
A : No way!
(まじか!)
まとめ
いかがでしたでしょうか?基本的には、ビジネスで使われる言葉ではありますが、【例2】のようにユーモアを含んで日常会話で登場することもあります(当然、言葉の意味を分かっている者同士で)。
「秘密保持契約」というととても難しい言葉に聞こえますが、契約文化が進んでいる欧米では、日本と比べるともっと身近な言葉のように感じます。
仕事で英語を使う方はもちろん、そうでない方も言葉自体は知っておくとよいでしょう。
GOOD LUCK!
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