「Don’t knock it till you try it」の意味は?
久々に、そのまま使える便利表現シリーズから「Don’t knock it till you try it」の紹介です。
全体の意味の説明をする前に、肝である単語「knock」の意味のおさらいです。
「knock」の一番メジャーな意味としては、他動詞では「~を強く打つ」「~を打ち込む」や自動詞の「ノックする」などがありますが、その他「~を非難する」「こき下ろす」「けなす」という意味も持っています。
これを踏まえると「Don’t knock it till you try it」全体で、「試すまで非難するな」と直訳され、自然な日本語に訳すと、
「文句言わずにやってみて」
「やってみるまでケチをつけるな」
という意味になることが分かると思います。
それでは下で使い方を見ていきましょう。
「Don’t knock it till you try it」の使い方は?
【例1】
A : Do you brush your teeth with baking soda? That’s gross.
(君は重曹で歯磨きするの?気持ち悪いよ。)
B : It’ll help keep your mouth alkaline. Don’t knock it till you try it.
(口をアルカリ性に保ってくれるよ。文句言わずに試してみてよ。)
*「baking soda」:「重曹」の意。
*「alkaline」:「アルカリ性(の)」の意。
【例2】
I know what you’re thinking, but I need you to stop being judgmental and knocking it till you try it. I’m sure you’ll come to appreciate this gadget.
(君が何を考えているか分かるけど、決めつけたり、試すまで文句言うのは止めてほしいな。きっとこのガジェットの良さを分かるようになるよ。)
*「judgmental」:「批判的な」「決めつけすぎな」「偏見が過ぎる」の意。ネガティブな意味で使われる。
*「come to (do)」:「(do)するようになる」の意。
まとめ
今回の表現の「till you try it」の部分は、「till you’ve tried it」とも言い換えることもできます。
日常会話で時たま耳にする表現ですので、ぜひ覚えておくと良いでしょう。
それではまた!
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