「The ball is in your court」の意味は?
今回は、そのまま使える便利表現から「The ball is in your court」の紹介です。
さて、この表現は元々テニスから生まれた表現で、直訳すると「そのボールはあなたのコートにあります」ということなのですが、実際には
「あなた次第である」
「あなたが決める番である」
と言う意味で使われます。状況次第では、
「ご自由にどうぞ」
なんて意味にもなります。
ボールが相手のコートにあれば、それを打ち返すのは(主導権を持っているのは)相手ですので、このような意味でが生まれたのですね。
早速使い方を見ていきましょう!
「The ball is in your court」の使い方は?
【例1】
We’ve already disclosed all the information you needed. The ball’s in your court whether you proceed with the project or not.
(私たちは情報を全部開示しました。あなたがそのプロジェクトを進めるにせよしないにせよ、あなた次第です。)
【例2】
A : When do you think we can enter into this agreement with the corporation?
(いつ我々はとの会社とこの契約を結べると思います?)
B : I don’t know. I sent the paper over for them to sign. The ball is in their court now.
(さあね。こっちは彼らがサインするのに書類は送ったよ。後は彼ら次第だね。)
まとめ
いかがでしたでしょうか?日常的によく聞かれる表現ですので、ぜひ覚えておきましょう!
上の例2のように、この表現の「your」の部分は「his」や「her」などの別の所有格に変えることが可能です。
しかし、「my」を使い「The ball’s in my court」と言う場合には若干注意が必要で、特に「my」を強く言いすぎてしまうと、「主導権を握っているのは(決めるのは)あなたではなく私だ!(邪魔するな)」みたいに聞こえてしまい、少し強く、嫌味な感じになってしまいますので、使う際にはお気をつけて。
それではまた!
コメント