「うんざり」って英語で?
今回は、「うんざり」を英語でどのように表現するのかについて紹介していきます。
私は寒いに極めて弱いので冬にうんざりしているのですが、みなさんも何かしら ’うんざり’ することがあると思います。
さて、この「うんざり」を英語では、「sick」という形容詞を使って表現できます。
「sick」と言えば、病気にかかっていたり、気持ちが悪い感じを思い浮かべると思いますが、
実は、今回の「うんざり」を上手く表現することもできるのです。
使い方としては、「~にうんざりしている」という状態を言いたい場合には、「be動詞」(~である)を使い、
「be sick of~」と言うことができます。
また、「うんざりする」という動作を言いたい場合には、「get」(~になる)を使い、
「get sick of~」ということができます。
ちなみに、この「sick of」を強調した言い方もよく使われるのですが、
下の《 》に何が入るでしょうか?
「sick and 《 》of」(ほんっとうんざり/まじ飽き飽きしている)
答えは一番下の ’まとめ’ をチェック!
それでは、早速使い方を見ていきましょう!
「be sick of」「get sick of」の使い方は?
【例1】
A : It’s sweltering hot outside.
(外はうだるような暑さだよ。)
B : It really sucks. I’m sick of this muggy weather.
(ほんと最悪。この蒸し暑い天気にはうんざりだよ。)
*「muggy」:「蒸し暑い」の意。「暑い」と「湿度が高い」を合わせたカジュアルな表現。
【例2】
A : How soon is my workout going to pay off? I’m getting sick of nothing happening to my body.
(どのくらいでトレーニングの成果がでるのかね?体に何も起こらないのにうんざりしてきたよ。)
B : Be patient. It’s changing slowly but surely. It takes time to start seeing the results.
(我慢して。ゆっくり確実に変わってるよ。結果が見え始めるのは時間が掛かるんだよ。)
*「pay off」の詳細は下記リンクから確認できます!
参考 「pay off」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語
*「slowly but surely」の詳細はこちらから!
参考 「slowly but surely」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語
【例3】
A : Next! Mr. Benz (bɛnz)!
(次の人!ベンツさん!)
B : Excuse me, did you call my name? I’m Jay Benz (bɛnzi).
(すみません、私呼ばれましたか?ジェイ・ベンズィーです。)
A : Oh, sorry. Mr. Benz (bɛnzi), it’s your turn.
(あ、すみません。ベンズィーさん、あなたの番です。)
B : Thank you… 〈thinking.. I’m really getting sick of people calling me by the wrong name all the time.〉
(ありがとう… 〈いつも違う名前で呼ばれるのにうんざりしてきたわぁ.. と思いながら〉)
まとめ
いかがでしたでしょうか。日常的によく使われますので、絶対に覚えたい表現です。
さて、上の質問の答えですが、
「sick and 《 tired 》of」(ほんっとうんざり/まじ飽き飽きしている)
が正解でした。
「もうほんとに嫌だ!」「まじで飽き飽きしてきた!」と言いたい時は、
I’m sick and tired of ~!
と言ってみましょう!
それではこの辺で失礼します。
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