「might want to」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語

日常英語関連

「might want to」の意味は?

今回紹介させていただく「might want to」は、日常会話の中では超が付くほどの頻出表現です。しかし、学校英語では特に強調されることは無いため、これを意識的に使いこなせる英語学習者はとても少ない印象があります。

「might want to」を直訳してみると「~したいかもしれない」??となってしまい、全くもって意味不明だと思いますが、これを近い日本語に訳すとこんなニュアンスになります。

~した方がいいかもね

~した方がいいんじゃない?

かなりソフトに相手に提案をしたい時に使われる表現なのです。

ちなみに、反対は「might not want to」で「~しない方がいいかもね」「~しない方がいいんじゃない?」のような意味となります。

それでは、下で使い方を見ていきましょう!

「might want to」の使い方は?

【例1】

You might want to save that money instead of blowing it on stupid things.
(馬鹿な物にお金を浪費するんじゃなく、そのお金を貯金したほうがいいんじゃない?)

*「blow」:ここでは「(金)を浪費する」「(金)を吹き飛ばす」の意。

【例2】

You might not want to tell her the truth.
(彼女に本当の事を言わない方がいいんじゃない?)

【例3】

Looks like it’s gonna rain any minute now. You might want to take your folding umbrella with you.
(今にも雨が降りそうだな。折り畳み傘持って行った方がいいんじゃないのかな。)

*「any minute now」:「今すぐにでも」「もうすぐ/もうそろそろ」の意。

*「folding umbrella」:「折り畳み傘」の意。この「fold」は自動詞「折りたたむ」。

【例4】

You might want to wait until Christmas rolls around if you want to get a bargain.
(もしお買い得品を手に入れたければ、クリスマスが来るまで待った方がいいかもね?)

*「roll around」:「(月日が)近づく/巡ってくる」の意。

*「bargain」:「掘り出しもの」「お買い得」の意。

まとめ

いかがでしたでしょうか?重要な表現ですので例文を4つ挙げてみました。

日常会話における注意点としては、文字通り「might・want・to」(マイトゥ・ウォン・トゥー)のようには発音されず、ほとんどの場合は「might wanna」(マイトゥ)のような発音になります。

また、ビジネスシーンでは基本的には使われることはないように感じます。なぜならビジネスでは、白か黒か、やるのかやらないのか、物事をはっきりさせながら進めるものであり、そこでソフトに提案したり曖昧な発言をするようなことは極力避けるべきだからです。(当然、同僚同士の会話や世間話であれば問題ない)。

繰り返しになりますが、かなりの頻出表現です。映画やドラマでも、実際の会話でも、注意深く聞いてみてください。きっとどこかで「might want to」が聞こえてくるはずです。

それではまた!

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