「歩留まり」って英語で何て言うの?使い方も分かりやすく解説!リアル英語

英語で何て言うの?シリーズ

「歩留まり」って英語で?

今回は、「歩留まり」の英語表現を紹介していきます。商品を生産する現場、素材を扱う現場、飲食業等において、原価計算(costing)や価格設定(pricing)の際には必ず登場する表現です。これらの業界においては、基本中の基本と言えるビジネス用語でしょう。

まず、「歩留まり」の意味が分からない方のために概念をざっくり説明すると、「ある原料において、全体のどれくらい(%)が最終製品になったか」です。
例えば200gのリンゴを商品にするとして、皮をむいて、芯を切り落として、可食部の重さが140gだった場合の歩留まりは70%。簡単に言うとこんな感じです。
歩留まりを改善するためには、皮をなるべく薄く切ったり、芯もすれすれで切って、なるべく可食部を残せば良いのですね。

この「歩留まり」を英語ではこのように言います。

yield rate

それぞれの単語を見てみると、「yield」の主な意味として、動詞では「~を産出する」「(結果などを)生む」、そして名詞としては「産出」「産出高」を、「rate」は「率」を表しますので、2つ合わせると「産出率」つまり「歩留まり」になるのです。

下で実際の使い方を見ていきましょう!

「yield rate」の使い方は?

【例1】

A : What was the average yield rate of this material last week?
(この素材の先週の平均の歩留まりはいくつだった?)

B : It’s 72%
(72%でした。)

A : How do you think we can improve it?
(どうしたらそれを改善できると思う?)

【例2】

The COGS went up last month due to the unexpectedly low yield rate.
(予想外に低い歩留まりのせいで、先月は売上原価が上がってしまった。)

*「COGS」: Cost Of Goods Soldの頭字語。「売上原価(その売上げを作るのに要した原価)」の意。

*「due to」の詳細は ⇒ ⇒こちらをクリック!

まとめ

いかがだったでしょうか、概念そして使い方まで理解出来ましたか?
先に述べたように、製造業や飲食関係の現場で特に頻繁に使われる超重要なビジネス用語です。これから社会人になる学生さんは、言葉くらいは覚えておいて損はないと思います。

それではまた!

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