「nothing to write home about」そのまま使える便利表現!リアル英語

そのまま使える便利表現!シリーズ

「nothing to write home about」の意味は?

今回は、そのまま使える便利表現から「nothing to write home about」を紹介していきます。日常会話でしばしば登場する面白いカジュアルなフレーズです。

まずは、この表現の意味から見ていきましょう。日本語にするとこんな感じです。

大したことではない

特別なことはない

ごく普通」「ありふれた

えっ!?何でこんな意味になるの!!というツッコミが聞こえてきそうですが、このフレーズを直訳すればその意味が分かってきます。

「nothing to write home about」の「write」がポイントで、ここでは他動詞用法ではなく自動詞の「便りを書く」「手紙を書く」という意味で使われており、「write home」で「故郷に便りをする」「家に手紙を書く」を表しています。全体では「故郷に便りを書くようなものではない」、つまり「特筆することはない」となり、上のような意味が出てくるんですね。

意味が分かったところで、使い方を見ていきましょう!

「nothing to write home about」の使い方は?

【例1】

A : How was the movie yesterday?
(昨日、映画どうだった?)

B : Mmm, nothing to write home about.
(ん~、特に大したことなかったな。)

【例2】

A : I don’t think I’ll come back to this restaurant again.
(もうこのレストランは利用しないだろうな。)

B : What makes you say so? I think the food was great.
(そうなの?料理はすばらしかったと思うけど。)

A : I have no doubt about it, but their service was nothing to write home about. This is a fine-dining restaurant. Their service should also be excellent.
(それは間違いないけど、サービスは特筆することはないよね。ここは高級レストランだよ。サービスもまた素晴らしくないと。)

まとめ

いかがでしたでしょうか?学校での英語教育ではまず習わないフレーズですが、ネイティブスピーカーは意外とよく使う表現なのでぜひ覚えておきましょう。

ちなみに、「nothing to write home about」があるのなら、逆の意味で「something to write home about」も存在するのか?と気になるところですが、ネイティブ数名に確認したところこのような言い方は聞いたことがないということでした。言えなくもないと思うが、皮肉っぽく聞こえるという説明でした。ということで、「nothing to write home about」だけ覚えておけばよいでしょう。

GOOD LUCK!

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