「dietary requirements」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語

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「dietary requirements」の意味は?

文化も宗教も違う外国人と食事を共にする際に絶対に知っておきたい表現「dietary requirements」を紹介していきます。

単語の確認ですが、「dietary」は「食事の」、「requirement」は「必要条件」「要求されるもの」ですので、全体としては「食事についての要求されるもの(リクエスト)」となりますが、つまり、

食事の必須要件

の意味です。

例えば、海外からお客様を招いて食事(おもてなし)に連れ出すのであれば、あらかじめ相手の宗教上食べられないものや、アレルギー、好き嫌いなどをあらかじめ確認しておき、レストランにメニューを調整してもらっっておく必要がありますよね。このような場合にとても重宝する表現なのです。

我々日本人にとっては、「出して頂いたものは我慢してでも食べろ!」「ご馳走になるのにリクエストとは何事だ!」という精神があるので、海外で「dietary requirements」を聞かれると、仮に要望があっても伝えることに抵抗があると思います(私だけ?)。
しかし、外国の方々は、宗教上食べられないものはもちろん、アレルギーや好き嫌いまで教えていただけることがほとんどなので、ある意味レストラン選びが簡単になります。

余談ですが、これに慣れないと、リクエストの多い外国人に対し「まったくわがままだなぁ」とか「リクエスト多すぎ!」みたいに思いがちですが、海外ではきちんと考えを伝えることも礼儀ですので、もし皆さんが海外で接待を受けるような場面があれば、相手のためにもきちんとリクエストしましょう(あうんの呼吸は通用しませんww)。感謝の言葉も忘れずに!

意味が分かったところで使い方を見ていきましょう!

「dietary requirements」の使い方は?

【例1】

We’d like to invite you to dinner tonight, but do you have any dietary requirements?
(今晩、あなたをディナーに招待したいのですが、何か食事のリクエストはありますか?)

【例2】

We need to ask her about her dietary requirements before choosing a restaurant.
(レストランを選ぶ前に、彼女に食事要件を聞かないとね。)

まとめ

今回学んだ「dietary requirements」の他に「dietary restrictions」という似た表現があるので紹介しておきます。

こちらは「食事に関する制限」の意味で、お医者さんから指示される食事制限や、病気の人が受ける食事制限みたいな場面で主に使われますが、意外と「dietary requirements」と混同されて使われている感じがします。

どちらをどの場面で使っても意味は通じるので心配いりませんが、皆さんはきちんと使い分けができるようにしておきましょう!

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