「I stand corrected」そのまま使える便利表現!リアル英語

そのまま使える便利表現!シリーズ

「I stand corrected」の意味は?

今回は、そのまま使える便利表現から「I stand corrected」を紹介していきます。基本的にはフォーマルな場面で多く聞かれる慣用句ですが、日常会話でも登場することがあります。知っていないと初見で意味を捉えづらい表現ですので、ぜひここで学んでいってくださいね。それでは見ていきましょう!

まずは単語を見てみましょう。「stand」には最も一般的な「立つ」という意味の他に、補語を伴い「~の状態である」という意味があります。「corrected」は「correct」(訂正する)の過去分詞形「訂正された」を表すので、「I stand corrected」全体の直訳は「私は訂正された状態である」となりますね。これが一体どういう意味で使われるかと言うとこんな感じになります。

間違いを認めます

私の間違いでした

そうです、実は自分の誤りを認める際に使われる表現なんです。「stand」を「立つ」と訳してしまうと、絶対にこういう訳にはたどり着きませんね…

意味が分かったところで、早速使い方を見ていきましょう!

「I stand corrected」の使い方は?

【例1】

A : Class, do you now understand why the civil war began in 1865?
(みなさん、なぜ南北戦争が1865年に始まったかもうお分かりですね?)

B : (Raising hand) Um, sir, I believe you meant 1861, not 1865.
((挙手をしながら)あのー、先生、1865年ではなく、1861年のことですよね?)

A : Ah, yes. How silly of me! Thank you, Paul. I stand corrected. The civil war did indeed start in 1861.
(あっ、そうです。わたしバカですね!ありがとう、ポール。私の間違いだ。南北戦争は1861年に開始されたんだね。)

*「class」:呼びかけで「クラスのみなさん」の意。

*「the civil war」:「(アメリカ)南北戦争」の意。1861年開始、1865年終了。

【例2】

A : Thank you. My presentation is over.
(ありがとうございます。私のプレゼン終わります。)

B : Excuse me, may I add something?
(すみません、いいですか?)

A : Of course, what is it?
(もちろん、何でしょう?)

B : I noticed a discrepancy between Table No.2 and Table No.3. If the unit price is $150, and the unit sales are 230, shouldn’t the total sales be $34,500?
(No.2の表とNo.3の表の不一致に気が付いたんです。もし、単価が150ドルで販売台数が230なら、総売上は34,500ドルであるべきじゃないでしょうか?)

A : (Calculating) You’re right. I stand corrected. Thank you for pointing that out.
((計算しながら)その通りですね。私の間違いです。ご指摘ありがとうございます。)

*「discrepancy」:「食い違い」「相違」「不一致」の意。

*「unit price」:「単価」の意。

*「unit sales」:「販売台数(個数)」の意。

まとめ

いかがでしたでしょうか。こういうフレーズは難しいことは考えず、そのまま覚えてしまうのが一番良いでしょう。何度も声に出して練習してみてくださいね。

また、細かいことを言えば、この「I stand corrected」は自分のミスを指摘され、それを認める際に使われる表現ですが、そこには「I’m sorry」(すみません)という謝罪的な要素は入っておりません。ですので、このフレーズを使う時には、「sorry, I stand corrected」や「I stand corrected, thank you」のように謝罪や感謝を添えると自然な感じになるということも押さえておきましょう。

それではこの辺で失礼します!

コメント

タイトルとURLをコピーしました