「猶予期間」って英語で?
今回は「猶予期間」を英語でどのように表現できるのかを紹介していきます。
例えば、支払いの期限が過ぎてしまい「罰金無しの猶予期間は3日です」とか、お金を借りて「利息の掛からない猶予期間は1週間です」などのように使われますが、この「猶予期間」を英語では、
「grace period」
と言います。
ポイントは「grace」という単語なのですが、「優雅さ」「上品さ」という意味で知られていると思いますが、その他にも「猶予」という意味もあるんですね。
早速使い方を見ていきましょう。
「grace period」の使い方は?
【例1】
We have only two days left… We have to come up with the money before the interest-free grace period is over.
(あと2日しかないぞ… 利息無しの猶予期間が終わる前にそのお金を工面しないとな。)
*「come up with」の詳細は ⇒ ⇒こちらをクリック
【例2】
You are supposed to make a payment by COB today according to the agreement. However, in consideration of what transpired to your company the other day, we have decided to grant you one-week grace period.
(御社は、契約に基づき本日の営業終了までにお支払いいただくことになっております。しかし、先日御社に発生した事を考慮し、弊社は御社に対して1週間の猶予期間を与えることとしました。)
*「be supposed to」の詳細はこちらをクリック
参考 「be supposed to」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語
*「COB」の詳細はこちらをクリック
参考 「COB」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語
*「transpire」:「起こる」「発生する」の意。
まとめ
最後に、「grace」についてもうちょっと詳しく。
海外で家庭での食事に招待されるような場面があると、特に信仰心の強いご家庭では食事の前にお祈り(みんなで食卓を囲んで手を繋ぐ)をするのですが、このお祈りをする(捧げる)ことを「say grace」と言います。
「Let’s say grace.」(お祈りを捧げましょう)とか「Shall we say grace?」(お祈りをしましょうか?)などのように使われることが多いです。日本で言うところの「いただきます」みたいな感じですね。
いかがでしたでしょうか?「grace」はとても意味の多い単語ですので、一つ一つどのように使われるのかをイメージしながら覚えていきましょう。
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