「no later than」の意味は?
今回は、英語学習者が苦手とする表現「no later than」を紹介していきます。学校英語では比較級で登場する表現で、テスト頻出ですよね。
この表現、日常会話ではあまり使われることはなく、どちらかと言えばビジネスシーンで使うことの方が多いかもしれません。意味は、日付や時間を伴い
「~までには」
「~以内に」
「遅くとも~までには」
となり、起源を表す前置詞の「by」(~までには)と同じ意味になります。
なぜそうなるの?と思われる方も多いと思いますが、「no later than」をただ単に上記の意味で覚えようとするのは無理があると思いますので、文字の意味を見てみましょう。
「later」は「後で」という意味ですので、「no later than」を直訳すると「~より後ではなく」のようになり、ここから「~より遅れることなく」という意味になるんですね。
下で使い方を見てみましょう。
「no later than」の使い方は?
【例1】
Can you get back to me no later than 5pm today?
(今日の午後5時までに返事もらえる?)
「get back to」の詳細はこちらをクリック
参考 「get back to」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語
【例2】
A:Did you do your homework?
(宿題はやったの?)
B:Yes, I did my homework but my dog ate it, hehe :p
(はい、やったのですが、犬に食べられてしまいました、ヘヘ^^)
A:Stop messing with me! Submit it to me no later than the time you get out of school today!
(ふざけるんじゃない!今日下校の時間までに宿題提出するように!)
*「My dog ate my homework」:「犬が宿題食べてしまいました」の意。先生をナメきった生徒が使うセリフですね。
*「:p」:「てへっ(笑)」を表す海外ならではの顔文字です(時計回りに90度回転させると分かりやすい)
まとめ
「no later than」は「by」と同じ意味ではあるのですが、「no later than」の方が強い表現であることは覚えておきましょう。ですので、仕事などで「no later than」を使われると、絶対に期限は過ぎたらいけないなと感じます。
正式文書などでは「not later than」という形で登場することもありますので、ビジネスパーソンであれば確実に覚えておきたいところです。
ちなみに、逆の表現で「no earlier than」(~以降に)もあるのですが、こちらも覚え方は同じで
「~より前ではなく」という言い回しをしているのですね。こちらも併せて覚えておきましょう。
それではまた!
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