「same difference」の意味は?
今回は「same difference」というイディオムを紹介していきます。会話で良く聞くカジュアルな表現です。初見では理解が難しいので、ここできちんと意味と使い方を覚えていってくださいね!それでは早速見ていきたいと思います。
単語を見てみると、「same」は「同じ」、「difference」は「違い」ですので、全体の直訳は「同じ違い」となります。同じ違い!?とツッコミたくなる言い回しですが、これが実際にどのような意味で使われるかと言うとこちら。
「どっちでも一緒」
「どちらでもよい」
そうです。違いが同じ、つまり違いは無いという表現だったのですね。念のため英語での定義も見ておきましょう。
same difference:
Cambridge Dictionary
said when you agree that what you said was not exactly correct, but you think the difference is not important.
(あなたが言ったことが正確に正しいわけではないが、その違いがそんなに重要ではないと思う時に言われる。)
何となく理解出来ましたでしょうか?ここからは実際の使い方を見ていきましょう。
「same difference」の使い方は?
【例1】
A : It’s about time to go. Let’s split the bill.
(そろそろ行くかい。割り勘にしよう。)
B : Sure, how much is it in total?
(そうだね、全部でいくらだい?)
A : 83.60 bucks.
(83.60ドル。)
B : Alright. 42 each, then.
(オケ。じゃあ、42ドルずつね。)
A : No, that’s 41.80, though.
(いや、41.80ドルだけどな。)
B : Same difference.
(どっちでも同じやん。)
【例2】
A : What is your favorite Japanese food?
(君の好きな日本食は何?)
B : Great question. I love Dora-yaki hands down! Look at this.
(いい質問だね。間違いなくどら焼きでしょ!これ見てよ。)
A : Oh, this is not Dora-yaki. It’s Imagawa-yaki.
(あれ、これはどら焼きじゃないよ。今川焼だよ。)
B : Really? It’s round, made from flour with red bean paste inside. Same difference!
(ほんと?丸くて、小麦で出来てて中にあんこ。一緒でしょ!)
*「hands down」の詳細は ⇒ ⇒こちらをクリック!
*「red bean paste」:「あんこ」の意。
まとめ
いかがでしたでしょうか?日本語には無いちょっと変わった言い回しでしたが、例文から使い方もご理解いただけたでしょうか。確かに若干の違いはあるものの、大差がなくどうでもよい違いであるという時に、「Same difference」を使ってみてくださいね!
それではこの辺で!Adios!
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