「TBA」「TBC」「TBD」の意味をそれぞれ紹介
今回は頭字語から、ビジネスシーンで大活躍の便利表現、「TBA」「TBC」「TBD」についてそれぞれ紹介したいと思います。海外とメールやソーシャルメディアを使ってのやり取りが多い方には大変役立つ内容です。ぜひ覚えて、今日からどんどん使っていきましょう!
「TBA」の意味と使い方は?
「TBA」は「To be announced」の頭字語で、「後日報告」「後ほど連絡」を意味します。
内容は全て決定しているものの、発表や連絡のタイミングではない場合があったりしますよね?
そんな時に、その未発表(発表待ち)の部分に「TBA」を添えます。
【例】
Hi Kelly,
All the details of the event have been confirmed as below.
Venue : XYZ hotel
Date / time : July 22 / 3pm – 5pm
Invited speakers : TBA
ケリーへ
イベントの詳細は下記のよう決定。
場所:XYZホテル
日付 / 時間:7月22日 / 午後3時 – 5時
招待講演者:後ほど連絡
「TBC」の意味と使い方は?
「TBC」は「To be confirmed」の頭字語で、「未定」「未確定」を意味します。
大枠の内容や全体像は決まっているものの、詳細が決定していないことがありますよね?
そんな時に、その未決定部分に「TBC」を添えます。
【例】
A:How’s the project coming along?
(プロジェクトの進捗はどうだい?)
B:At last we’re in the final stretch now. Soft opening date is TBC, though.
(ようやく最終段階に入ってますよ。ソフトオープン日は未確定ですけど。)
*「in the final stretch」:「大詰めで」「最後の追い込みで」の意。「final stretch」はトラック競技の最後の直線コースを表す。
*「soft opening」:「ソフトオープン」の意。店舗をオープンしたりやサービスをリリースする際に、客を限定し営業をスタートすること。マーケティング手法の一つでもあり、現場での不具合・不都合などの調整などに役立つ。
「TBD」の意味と使い方は?
「TBD」は「To be determined」の頭字語で、「確認中」「後ほど確定」を意味します。
大枠の内容や全体像も決まっておらず、検討段階にあったり、議論中であったり、これから決めていきますというようなニュアンスを持っており、このような場合に「TBD」が使われます。
【例】
Need you to visit our branch office in Madrid next month. *Itinerary TBD
(来月マドリードの支店に出張してもらいたく。*旅程 確認中)
まとめ
いかがでしたでしょうか?上で見たように、それぞれ違いはあるのですが、特に「TBC」と「TBD」に関しては、実際には混同して使われているような感じがします。
いずれにしても、「TBA」「TBC」「TBD」を使ったら、必ず相手に対し再度連絡が必要になります。
相手との良好なビジネス関係のためにも、会社や自信の評判のためにも、なるべく早い連絡を心掛けたいですね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
コメント