「notice period」の意味と使い方を分かりやすく解説!リアル英語

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「notice period」の意味は?

今回は、久々にビジネスシーンで必須の表現で、「notice period」を紹介していきたいと思います。

まず単語の確認をしてみると、「notice」は「通知」、「period」は「期間」ですので、全体では「通知期間」となります。もう少し分かりやすく訳をすると、

事前通知期間

です。

例えば、会社でよくありがちなケースとしては、退職願の提出時(受理された時)から実際に退職するまでの期間のことを指します。会社としては社員から辞めますと言われて明日から来てもらえないと大変ですよね。後任探しをしたり、残務や引継ぎを終わらせなくてはいけませんから、このような期間を雇用契約書に設けるわけです。

さらには、不動産関係でもこの「notice period」は活躍します。例えば、不動産の賃借人(個人のアパートにせよ、モールのテナントにせよ)がそこからの退去を申し出る場合や、逆に賃貸人が退去を求める場合にも、やはり一定の「notice period」が存在します。

意味が分かったところで、例文を見ていきましょう!

「notice period」の使い方は?

【例1】

During my two-week notice period, I need to get all my remaining work done and finish the handover to my replacement.
(2週間の通知期間の間に、残務を終わらせて後釜への引継ぎを完了させないと。)

*「remaining work」:「残務」の意。

*「handover」の詳細は ⇒ ⇒こちらをクリック!

*「replacement」:「後継者」「後釜あとがま」の意。

【例2】<会社面接にて>

A : Alright, one final question today. When will you be able to start working here?
(それでは、本日最後の質問です。いつからこちらで働き始められますか?)

B : My notice period is one month. However, if you need me to start working here as soon as possible, I’ll reach out to our HR manager to inquire whether I can leave earlier than that.
(私の通知期間は1ヶ月ですが、もし御社よりなるべく早くこちらで働くようにとのことであれば、人事部長に連絡し、その期間よりも早く退職出来るかどうか確認いたします。)

*「reach out to」:「~に連絡する」「~にコンタクトする」の意。

【例3】

When you move out of this property, make sure to provide us with a 30-day notice period as stipulated in the lease agreement.
(退去の際には、賃貸契約に定めのある通り、30日の事前通知を頂けますようお願いします。)

*「make sure to」の詳細は ⇒ ⇒こちらをクリック!

*「stipulate」:「~を規定する」「~を明記する」の意。

*「lease agreement」:「賃貸契約」の意。

まとめ

いかがでしたでしょうか。海外で働きたいという方は絶対に覚えておきたい表現の一つです。現在お勤めされている方で別の会社の面接を受ける場合、「What is your notice period?」(どれくらいで今の職場を離れられますか?)と聞かれたらきちんと答えられるようにしておきましょう。

それではこの辺で失礼します!Adios!

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